台湾南部を縦断する「南廻線」を舞台に、電化とともに変わりゆく風景と、「南廻線」に関わる鉄道員や家族、同線を愛する人々の姿と想いを映像におさめた『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』が7月5日(金)より公開。公開を直前に控え、台湾から特別映像が到着した。
台湾南部の鉄道路線「南廻線」。パイナップル畑や線路の近くまで迫る海など大自然の中をSLやディーゼル列車がのんびりと走り抜ける旅情豊かな路線だったが、2020年に全線で電化され、その模様は変化を遂げた。台湾でドキュメンタリー監督として活躍するシャオ・ジュイジェン監督が4年の歳月をかけ、失われていく沿線の原風景と鉄路をカメラにおさめ、鉄道員やその家族、「南廻線」を愛する人々の想いを記録として残した。

今回解禁された2分34秒の映像は、「南廻線」を走るさまざま列車の走行シーンや、運転士や整備士の想いが語られる映像などで構成されている。日本語字幕はないものの、鉄道員たちの熱い思いの伝わる映像となっている。
映像は機関区を出発するDT650型蒸気機関車の勇ましい姿から始まる。「発車オーライ」の声を合図に機関車の煙突からはきだされる蒸気、力強く動き出す車輪、そして空中撮影による走行シーンは迫力満点。
続いて登場するのは、実際に列車を走らせる運転士たち。幼いころの「運転士になりたい」という夢を叶えた若い運転士が、実際に運転席で列車を運転する姿は頼もしく見える。続いて、裏方として鉄道を支える整備士たちの鉄道を安全に運行させるための日々努力する姿や、脱線して転覆した列車を見て涙を流したという整備士の証言を見ることができる。そして、そんな運転士や整備士によって運行される列車でのんびりと旅をする乗客たちや、列車を追い求める鉄道ファンたちの姿が続く。最後に映像は列車が海と山の間に敷かれたレールを走り抜けていく姿で締めくくられる。

また7月5日(金)新宿武蔵野館での劇場公開を記念して、公開初日の7月5日(金)より、入場者先着プレゼントが決定。電化され、その姿を見る機会が少なくなった蒸気機関車、台湾鉄道を象徴するオレンジカラーのディーゼル機関車、そしてディーゼル機関車と「藍皮車」とも称される青色の普通客車の写真で構成された特製ステッカー。
プレゼントは入場時に先着で1人につき1枚。また、先着・数量限定につき、無くなり次第終了となる。
郷愁鉄路~台湾、こころの旅~
2024年7月5日(金) 新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督:シャオ・ジュイジェン(簫菊貞)
プロデューサー:チェン・ボーウェン(陳博文)、シェン・イーイン(沈邑頴)
音楽:チェン・ミンジャン(陳明章/陳明章音楽工作有限公司)/シェ・ユンヤー(謝韻雅/MIA)
編集:チェン・ボーウェン(陳博文)/チェン・ユーツォン(陳昱璁)
音響:ドゥ・ドゥーチー(杜篤之)/シェ・チンジュン(謝青㚬)
製作:Pineal Culture Studio(上善醫文化工作室)
2023年/台湾/106分/DCP/原題:南方、寂寞鐵道/英題:On The Train
日本語字幕:樋口裕子/翻訳協力:小田急電鉄株式会社/G
配給:武蔵野エンタテインメント
©Pineal Culture Studio




