若者を中心に世の中がレトロブームで盛り上がる中、「dTV」で配信されている1980年代の映画作品の視聴数が増加しているという。

1980年代に大ヒットした音楽やファッションといったカルチャーが、いま“Z世代”といわれる若者を中心にブームとなっており、自身のSNSに80年代を思わせるノスタルジックな写真を投稿する人も増加中。そんな中、dTVで配信している映像作品の視聴数にも変化が表れているという。
数年前まで1980年代の映画作品の視聴数は伸び悩んでいたが、ここ数ヶ月でじわじわと増加。特に海賊の隠した宝物を探す10代の若者7人の冒険を描いた『グーニーズ』が金曜ロードショー(日本テレビ系)で放送された2021年6月11日(金)から6月13日(日)までの3日間と前週の3日間(2021年6月4日~6月6日)の視聴数を比較してみると、どの80年代映画も増加傾向という結果に。

例えば、地球に取り残された異星人と子どもたちの交流を描いたスティーブン・スピルバーグ監督のSFファンタジー『E.T.』は前週と比較して約2倍に増加、過去に戻り両親の青春時代に巻きこまれた少年の冒険譚を描いた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は約2.5倍に視聴数が増加。『グーニーズ』に至っては地上波放送を見逃した人もいたためか、前週比約3倍の視聴数となった。

dTVでは他にも『インディ・ジョーンズ』シリーズや『トップガン』『スタンド・バイ・ミー』『ビバリーヒルズ・コップ』など様々な1980年代の名作が豊富にラインナップされている。この機会に視聴してみてはいかがだろう。
<懐かしの映画特集>
https://video.dmkt-sp.jp/corner/10011016/rc
『E.T.』(1982年公開)
【作品概要】
宇宙人と地球の子供たちの交流を描くSFファンタジー。スティーブン・スピルバーグとキャスリーン・ケネディが製作に当り、スティーブン・スピルバーグが監督。
アメリカ杉の森に球形の宇宙船が着地し、中から小さな宇宙人が数人出てきた。彼らが地球の植物を観察しサンプルを採集していたところ、宇宙船の着陸を知った人間たちが宇宙船に向かってきた。宇宙船は危険を察知して離陸。宇宙船から遠く離れたところで郊外の住宅地の灯に驚いていた宇宙人が一人地上に取り残されてしまう。10歳のエリオット(ヘンリー・卜ーマス)は、彼の前に姿を現した宇宙人を自室に匿い心を通わせていくが…
【作品ページ】
https://video.dmkt-sp.jp/ti/10002223/
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年公開)
【作品概要】
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の下、ロバート・ゼメキス監督が手がけ大ヒットを記録したSFアドベンチャー。ふとしたきっかけで過去に戻り、両親の青春時代に巻きこまれた少年の冒険譚。
1985年10月25日の深夜。高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)は、知り合いの科学者ドク(クリストファー・ロイド)が発明した自動車型タイムマシン、デロリアンの実験に立ち会う。だが、その現場を過激派が襲撃。デロリアンで逃げようとしたマーティは、1955年にタイムスリップしてしまう。そこで若い頃の両親に出会うが、まだ10代の母ロレーン(リー・トンプソン)がマーティに一目惚れ。両親が恋に落ちないと自分の存在が消えてしまうことに気付いたマーティは、何とか2人の仲を取り持とうとする。
【作品ページ】
https://video.dmkt-sp.jp/ti/10002218/
『グーニーズ』(1985年公開)
【作品概要】
海賊の隠した宝物を探すティーンエイジャー7人の冒険を描く。製作は『オーメン』以来のコンビであるリチャード・ドナーとハーヴェイ・バーンハード。エグゼクティヴ・プロデューサーは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のスティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ。
13歳のマイキー・ウォルシュ(ショーン・アスティン)は、兄のブランド(ジョシュ・ブローリン)や友人たちを含め、自分たちをグーニーズと呼んでいた。ウォルシュ家は家屋を差し押さえられ、明日には出ていかなくてはならない。屋根裏部屋で海賊のウィリーが隠した宝の地図を見つけたマイキーらは、宝を見つけて借金を返そうと、岬に行く。古ぼけたレストランまで出たところ、そこには脱獄したフランシス(ジョー・パントリアーノ)らフラテリ一家がいた。彼らの目をかいくぐり、グーニーズはレストランの地下へ潜り込む。
【作品ページ】
https://video.dmkt-sp.jp/ti/10005440/