1968年のフランコ・ゼフィレッリ監督作『ロミオとジュリエット』で16歳にして初々しいジュリエットを演じて一世を風靡したオリヴィア・ハッセーが12月27日、死去したことが公式インスタグラムで発表された。享年73。

1951年にアルゼンチンのブエノスアイレスで生まれ、両親が離婚して8歳の時イギリスへ移る。ドラマスクールで学び、ロンドンで舞台に立ってたところ、ゼフィレッリ監督に発見され、『ロミオとジュリエット』に出演することになった。
ロミオ役のレナード・ホワイティングと共に人気急上昇し、特に日本では長年にわたってアイドル的存在となった。日本のカネボウのCMにも出演し、そのイメージソングを歌った歌手・布施明と80年に結婚(その前にディーン・ポール・マーティンと初婚)し、息子をもうけたが89年に離婚している。
主な出演映画には『サマータイム・キラー』(72)『失われた地平線』(73)『暗闇にベルが鳴る』(74)『ナザレのイエス』(77、TVミニシリーズだが日本では劇場公開)、日本映画『復活の日』(80)『聖戦』(90)『マザー・テレサ』(03)などがあり、TVミニシリーズでは『IT/イット』(90)などに出ている。
91年にミュージシャンのデヴィッド・グレン・アイズリーと3度目の結婚。93年に生まれた娘インディア・アイズリーは女優となり、『アンダーワールド/覚醒』(12)『カイト/KITE』(14)などで活躍している。
またここ最近、『ロミオとジュリエット』で撮影されたヌードシーンをめぐって「これは強要されたもので、未成年者への性的虐待」としてオリヴィアとホワイティングが揃ってパラマウントを提訴していたことも話題になっていた。




