『ゴールドフィンガー巨大金融詐欺事件』イベントに芸人・みなみかわ＆100億円投資家・テスタが登壇「トニー・レオンでもお金を預けちゃダメ」

2025年1月17日

『インファナル・アフェア』シリーズ以来、トニー・レオンとアンディ・ラウが20年ぶりの共演を果たした劇場新作映画『ゴールドフィンガー巨大金融詐欺事件』が1月24日(金)より全国公開されるのを前に、トークショー付試写会が1月16日（木）に行われ、映画ファンの芸人・みなみかわ＆100億円投資家・テスタが登壇した。

「目にも止まらぬ2人の駆け引きやお金の動きに目が離せない」

学生時代に映画館でのアルバイト経験もあるなど映画好きとして知られる芸人・みなみかわ。昨年妻が設立した「合同会社ナンセ」に所属し、さらに活躍の場を広げるみなみかわと共に、先日、日本テレビ系「芸人報道　2024年年末スペシャル」内にて「ナンセ」への所属が発表されたばかりの専業投資家・テスタも登壇し、映画の魅力を存分に語った。

トニー・レオンとアンディ・ラウが、『インファナル・アフェア』シリーズ以来20年ぶりの共演を果たした本作をいち早く見届けるため、会場には熱い映画ファンが駆けつけた。上映後、MC伊藤さとりの呼び込みと観客の大きな拍手で迎えられ、ゲストのみなみかわ、テスタが登壇。映画館アルバイト当時にちょうど『インファナル・アフェア』が上映されていたと語ったみなみかわは、「映画館でも見ましたし、DVDでも見返したほど大好きです」と当時を振り返り、「トニー・レオンは悩める顔が似合う。本作では葉巻吸っているところが素敵で見応えがあった」と凄腕詐欺師チンを演じたトニー・レオンの魅力を語った。続けて「あのメガネどこで売ってるんですかね？」とトニーが着こなす80年代のファッションにもに言及した。

「大人かっこいい映画。この二人（トニーとアンディ）だからこそ出せる雰囲気を感じられた」と本編の感想を語ったテスタは、株式投資で20年間生活しているという投資のプロ。本作は狂乱の香港バブル経済時代を舞台に、巨額の金融詐欺事件を描いた作品だが、株式が電子化されている現代と違い、作中当時は紙の株券が使われていたことから起き得た詐欺事件であることを指摘。そして、マイケル・ニン演じる株式仲買人・ヤムを1番のお気に入りキャラクターとして挙げる等、投資家ならではの目線で本作を振り返った。

「僕はチュン・カーマンです。演じているシャーリーン・チョイがすごく綺麗ですよね」とみなみかわは、本作のヒロインをお気に入りキャラに挙げ、「私はサイモン・ヤム演じるツァン・ギムキウでした」とMC伊藤も加わって本作の個性的なキャラクターの面々とキャスティングの素晴らしさを語り合う一幕も。

続いてトークは投資の話題に及び、みなみかわはなんと自身が実際に経験したという投資詐欺被害経験を告白。「みなさんにも注意喚起として聞いてほしい」と詐欺師との出会いから巧妙な手口、細かなやり取り、被害額まで赤裸々にトーク。「人にお金を預けてはダメ。自分の名義、自分のお金で投資をしてほしい。お金を預かるには資格が必要だから、お金を預かって増やしてあげるという話はまずおかしいと思って」と、テスタからの説得力のある助言に、みなみかわは「（劇中で詐欺師チンを演じた）トニー・レオンが目の前に来てもお金を預けてはダメですよ。でもトニー・レオンにだったら騙されちゃいますよね」と冗談を交えながらも、還暦を迎えた今も色気を放ち世界を魅了するトニーのイケおじっぷりを称賛した。

本編上映後のイベントであることから、本作の大きな見どころの一つであるトニー演じる凄腕詐欺師と、アンディ演じる執念の捜査官の、15年にも及ぶ戦いの決着についても話が及び、みなみかわは「僕が決めていいですか？」と自らの見解を力説し、会場の笑いを誘った。気になる結末は劇場で見届けよう。

最後に「目にも止まらぬ2人の駆け引きやお金の動きに目が離せない」「香港の素晴らしい街並みなど、ノスタルジックな部分もまた劇場で楽しんでほしい」とみなみかわ、テスタの2人は改めて本作の魅力をアピールし閉幕。トニー＆アンディの名演技を熱く語りつつ、決して他人事ではない投資詐欺に関する学びも得られる大盛況のイベントとなった。

そしてこのたび 1月24日（金）の公開初日から2週連続で、入場者特典としてキャストの複製サイン入りビジュアルボードの配布が決定した。第一弾にサイン入りビジュアルボード＜トニー・レオン＞、第二弾にサイン入りビジュアルボード＜アンディ・ラウ＞を配布する。全国の上映劇場にて配布し、無くなり次第終了となる。上映劇場は公式サイトにて。