ノースマン 導かれし復讐者』の鬼才ロバート・エガース監督の次回作『吸血鬼ノスフェラトゥ』リメイク版に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のウィレム・デフォーが出演交渉中。米「Deadline」などが報じている。

Georges Biard, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons
ビル・スカルスガルド、リリー=ローズ・デップ、ニコラス・ホルトの出演がすでに決定

『吸血鬼ノスフェラトゥ』はブラム・ストーカーの怪奇小説『吸血鬼ドラキュラ』をベースにしたF・W・ムルナウ監督の名作ホラーで、「ヴァンパイア映画」の原点ともいわれる作品。リメイク版は以前からこの映画の熱狂的なファンだったというエガース監督の悲願の企画。19世紀ドイツを舞台に、呪われた女性と彼女に執着する吸血鬼の物語が描かれるという。

吸血鬼役でビル・スカルスガルド、ヒロイン役でリリー=ローズ・デップ、そして『ザ・メニュー』のニコラス・ホルトの出演がすでに決定しているが、デフォーが追加キャストとして交渉に入っている。デフォーが誰を演じるのかは今のところ不明。

エガース監督とデフォーは『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』でも組んでいる盟友で、実現すればこれが三度目のタッグとなる。デフォーは『吸血鬼ノスフェラトゥ』の製作過程をフィクションとして描く2000年の『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』でアカデミー賞にノミネートされている。

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