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第97回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートされている衝撃のサスペンススリラー『聖なるイチジクの種』が2月14日(金)より公開。このたび、一丁の銃を巡って家族の本性が暴かれていく様子を捉えた本編映像が解禁された。また、映画監督の吉田恵輔、空音央、ゲームクリエイターの小島秀夫、ミュージシャンの小山田米呂、お笑い芸人・歌人の鈴木ジェロニモら総勢8名からの絶賛コメントが到着した。

「新たな価値観、若者の声が未来を変える姿に震える」

今回解禁された本編映像は、忽然と無くなった一丁の銃を巡って、お互いの猜疑心が高まっていく家族の様子を捉えたシーン。ようやく手に入れた予審判事の地位も危うくなり、イマンは、上司からは「この失態は尾を引くぞ」と懸念を抱かれることに。「知らない」という娘の言葉を信じられず家探しを始め、何度も「家にあるはずだ。あの子 なんて言った?」と妻に執拗に詰め寄る様子が、綻び始めた家族の実態を映し出している。

あわせて各界の様々な著名人からコメントも到着。映画監督の吉田恵輔は「新たな価値観、若者の声が未来を変える姿に震える。映画が世界を変える力があると証明してくれた。覚悟の塊のような、この一本が映画人生の指標になる」、空音央は「この映画はイランの国家の暴力や家父長制に抵抗している。しかも、ラスロフ監督はこの映画を作ったことによってもう故郷へ帰れないかもしれない。そんな監督、スタッフ、キャストの覚悟が漲っているこの映画から、目が離せなかった」、ゲームクリエイターの小島秀夫は「このラストには衝撃を受ける。社会の狂気は、疑惑を内部に生み、家族をも狂わせる。政治的な批判や抗議を赤裸々に率直に訴えるよりも、家族の崩壊を観客の感情に問う。これが、何よりも怖い。そして、クレバーだ」、ミュージシャンの小山田米呂は「革命後のイランを生きてきた世代とテクノロジーによって近代化された世代の軋轢と不信は、程度は違えど我々にも共通する課題に感じました」、お笑い芸人・歌人の鈴木ジェロニモは「まるで深い水の中。静かにそして切実にほんとうのことを見せてくる。ほんとうのことを聞かせてくる。生きるのはこんなに真剣でこんなに苦しい。恐る恐る明るくなった劇場の光にようやく私が流れ着く。一番近くにいる人を、今すぐ抱きしめなければいけない」と、それぞれ絶賛のコメントを寄せている。コメント一覧・全文は記事下にて。

国民に暴力をふるうことで権力の座を維持している政権について、監督は「映画に登場する銃は広義の権力のメタファー」と明かす。そして「同時に主人公らが秘密を明かすきっかけともなります。これらの秘密はだんだんと現れてきて、悲劇的な結末をもたらします」と言う。「イランには1979年の革命以降、イデオロギーへの狂信的なまでの固執が、幼児殺し、兄弟殺し、殉教などを疑似宗教的価値観に歪曲するという奇妙な解釈が存在。過去40年間、支配的な宗教的・政治的組織への無条件の服従が、家族間に深い分断を生んできました。けれども近年の若い世代が先頭に立つ抗議活動を見ていると、彼らは圧政者に対しこれまでとは違う、よりオープンな道で立ち向かうことを選んだようにみえます」と、本作を世界に投げかけた意義を語っている。『聖なるイチジクの種』は2月14日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開。

著名人コメント全文 ※敬称略/50音順

ISO(ライター)
権威の象徴たる「銃」の紛失で男は戸惑う。
家父長制の揺らぎに焦り、力で従順を迫る男に、世代も思想も異なる女たちが団結し抗う。
遺物となった価値観を撃つこの寓話に、イランの現在と未来を見た。

大森時生(テレビ東京 プロデューサー)
身体性すら伴う激しい緊張感!167分間全く弛緩することがない。
人間の「良心」は環境に応じて、あっさりと豹変していく。
イランの家族の物語ではあるが、そこでおこる変貌は私たちの姿そのものだ。

小山田米呂(ミュージシャン)
イスラームにおける道徳的世界はイスラーム以外の人間には理解し難いものです。革命後のイランを生きてきた世代とテクノロジーによって近代化された世代の軋轢と不信は、程度は違えど我々にも共通する課題に感じました。

小島秀夫(ゲームクリエイター)
冒頭は、2022年にテヘランで起きたあの“マフサ・アミニ”さんの死亡報道。
初期のアスガル・ファルハーディ監督作を観るような感覚で静かに鑑賞していたら、後半からスリラーに完全にシフト。
このラストには衝撃を受ける。社会の狂気は、疑惑を内部に生み、家族をも狂わせる。
政治的な批判や抗議を赤裸々に率直に訴えるよりも、家族の崩壊を観客の感情に問う。
これが、何よりも怖い。そして、クレバーだ。

鈴木ジェロニモ(お笑い芸人・歌人)
まるで深い水の中。静かにそして切実にほんとうのことを見せてくる。ほんとうのことを聞かせてくる。生きるのはこんなに真剣でこんなに苦しい。恐る恐る明るくなった劇場の光にようやく私が流れ着く。一番近くにいる人を、今すぐ抱きしめなければいけない。

空音央(映画監督)
この映画はイランの国家の暴力や家父長制に抵抗している。
しかも、ラスロフ監督はこの映画を作ったことによってもう故郷へ帰れないかもしれない。そんな監督、スタッフ、キャストの覚悟が漲っているこの映画から、目が離せなかった。

町山智浩(映画評論家)
ヒジャブ反対運動に揺れるイランで、政府に立ち向かう若者を弾圧する父。豊かな生活を守りたいだけの母。
運動に巻き込まれる長女。反逆の炎を静かに燃やす次女。
父の拳銃が消えたことで、この一家は崩れていく。それはイランそのものだ。

吉田恵輔(映画監督)
新たな価値観、若者の声が未来を変える姿に震える。映画が世界を変える力があると証明してくれた。
覚悟の塊のような、この一本が映画人生の指標になる。

作品情報

聖なるイチジクの種
2025年2月14日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開

監督・脚本:モハマド・ラスロフ カンヌ国際映画祭ある視点部門【脚本賞】『ぶれない男』(17)、ベルリン国際映画祭【金熊賞】『悪は存在せず』(20)
出演:ミシャク・ザラ、ソヘイラ・ゴレスターニ、マフサ・ロスタミ、セターレ・マレキ

2024年/フランス・ドイツ・イラン/167分

配給:ギャガ

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