ペンギンとの同居が人生を変える!?　夢を見失っていた英語教師の奇跡の実話『ペンギン・レッスン』12月公開決定＆予告編解禁

2025年9月24日

英語教師のトムと重油にまみれた瀕死のペンギンの偶然の出会いから始まる“奇跡”の実話を描く、世界22カ国で刊行されたベストセラーの映画化『THE PENGUIN LESSONS』が邦題『ペンギン・レッスン』として、12月5日（金）より新宿ピカデリー、TOHOシネマズシャンテほか全国公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁された。

人生を変えてくれたのは１羽のペンギンだった。1970年代当時のアルゼンチンの悲惨な歴史背景下、分断された国家やその授業環境に教育への情熱を失いかけていた教師と重油にまみれた瀕死のペンギンとの偶然の出会い。その奇妙な同居生活と周囲の⼈々の暮らしを笑いたっぷりに描き、愛しくて思わず笑顔になってしまう本作は、世界中の映画祭で喝采を浴び、アメリカ、ヨーロッパでスマッシュヒットを記録。愛らしい一羽のペンギンに、世界中の人々が癒され、あたたかい感動が広がっている。

1976年、軍事政権下のアルゼンチン。夢を見失い、人生に希望を見いだせずにいた英国人の英語教師・トムは、名門寄宿学校に赴任する。混乱する社会と手強い生徒たちに直面する中、旅先で出会った女性と共に、重油まみれの瀕死のペンギンを救うことに。女性にはふられ、残されたのはペンギンだけ。海に戻そうとしても不思議と彼の元に戻ってくる。こうして始まった奇妙な同居生活。「サルバトール」と名付けたそのペンギンと、不器用ながらも少しずつ心を通わせていき、本当に大切なもの─人生の意味と、生きる喜び─を取り戻していく。

ユーモアと優しさ、そして再生への静かな希望があふれている本作は、実在の教師トム・ミッシェルが、自らの体験を綴った回顧録に基づいて描かれた。原作「人生を変えてくれたペンギン海辺で君を見つけた日」（ハーパーコリンズ・ジャパン刊）は、世界22カ国で刊行されベストセラーとなっている。

監督は笑いと涙で大ヒットを記録した『フル・モンティ』のピーター・カッタネオ。主役を務めたのは、『ロスト・キング 500年越しの運命』などに出演する名優スティーヴ・クーガン。『あなたを抱きしめる日まで』でクーガンと共に脚本を担当したジェフ・ポープが本作の脚本も担当。クーガンと一緒に、人生を諦めかけていた英語教師トムの繊細なキャラクターを丁寧に作り上げた。

さらに、『２人のローマ教皇』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジョナサン・プライスが校長役を好演。もう一人の主人公、ペンギンのフアン・サルバドールは主に２羽のマゼランペンギンが担当した。

このたび解禁された予告編は、英語教師のトムが、美女の気を引くために助けた重油まみれのペンギンを助けるシーンから始まる。この偶然の出会いによって、諦めかけていた人生に小さな奇跡が訪れる。愛しくて思わず笑顔になってしまう内容であることが伝わってくる。

ポスタービジュアルでは、“人生を諦めた英語教師、なぜか？ペンギンと同居中”というキャッチコピーと“助けるつもりはなかったのに!?“というセリフとともに、ペンギンとのコミカルな関係性が伝わってくる印象的なビジュアルとなっている。