ⓘ当サイトにはプロモーション(広告)が含まれています

台湾ニューシネマを代表する巨匠、エドワード・ヤンの遺作であり集大成である映画『ヤンヤン 夏の想い出』が4Kレストア版となって12月19日(金)より全国公開。このたび日本版予告篇が解禁された。

本作は、少年とその家族が経験するひと夏の出来事を、時に残酷で時にまばゆいほどの映像で描いた物語。台湾と日本合作で製作され、台北と東京、熱海を舞台としイッセー尾形ら日本の俳優陣も参加している。2023年にはハリウッド・レポーターによる「21世紀の映画ベスト50」で堂々の1位に輝いた。この比類なき傑作が 4Kレストア化され、2025年にカンヌに帰還。第78回カンヌ国際映画祭クラシック部門のオープニング作品としてお披露目され、惜しみない賛辞を受けた。

今回解禁されたのは日本版予告篇。昏睡状態の祖母に語り掛ける家族たち。数々の美しい名場面と共に、イッセー尾形演じる大田の「なぜ私たちは“初めて”を恐れるのか。人生は毎日が“初めて”だ」という言葉が胸に沁みわたる。

予告篇の演出を務めたのは、『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』等で知られる映画監督、岩井俊二。2000年の公開時にも『ヤンヤン 夏の想い出』の予告を手掛けた彼が、25年を経て4Kレストア版でも新たに予告を演出した。

この予告の解禁にあわせて、コメントも到着した。「エドワードと初めて会ったのは1996年の台湾。(中略)僕にはいつも笑顔で、僕もエドワードを兄のように思っていた。まさか「ヤンヤン」が最後の作品になるとは思わなかった。歳月は過ぎたが、エドワードの作品は今もまったく色褪せない。」とエドワード・ヤンとの出会いと別れを述懐し、今もなお輝く作品への思いをコメントに寄せている。コメント全文は記事下にて。

あわせてヤンヤン、父、姉、母親たちのそれぞれの一瞬をとらえた新場面写真 4 点も公開された。そして本日よりムビチケオンラインも発売。購入者には「2025 年カンヌ国際映画祭 ver.壁紙」が特典として用意されている。

『ヤンヤン 夏の想い出 4K レストア版』は10月27日から開催される第38回東京国際映画祭にて11月1日にジャパンプレミア上映が決定。そして12月19日(金)より、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座、109シネマズプレミアム新宿ほかにて全国公開。

岩井俊二コメント全文

エドワードと初めて会ったのは1996年の台湾。三人の監督がお互いの国で映画を撮影するという企画 Y2K プロジェクト構想を聞いた。結局は僕だけ挫折して申し訳ないことをした。実現していたら「リリイ・シュシュのすべて」の舞台は台湾だったはずだ。結局エドワードも若干の日本ロケを入れつつも台湾を主たる舞台に作品を作った。それが「ヤンヤン」だった。
2007年。突然の訃報が舞い込んだ。奇遇なことに葬儀のあったウエストウッドの墓地のすぐ近くにいて、参列することができた。現場では気難しい時もあると聞いていたが、僕にはいつも笑顔で、僕もエドワードを兄のように思っていた。まさか「ヤンヤン」が最後の作品になるとは思わなかった。歳月は過ぎたが、エドワードの作品は今もまったく色褪せない。

作品情報

ヤンヤン 夏の想い出 4Kレストア版
2025年12月19日(金)Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座、109シネマズプレミアム新宿他 全国公開

STORY
小学生のヤンヤンは、コンピュータ会社を経営する父NJ、そして母、姉、祖母と共に台北の高級マンションで幸せを絵に描いたような暮らしをしていた。だが母の弟の結婚式を境に、一家の歯車は狂いはじめる。祖母は脳卒中で入院。NJは初恋の人にバッタリ再会して心揺らぎ、母は新興宗教に走る……。そしてNJは、行き詰まった会社の経営を立て直すべく、天才的ゲーム・デザイナー大田と契約するため日本へと旅立つのだが…。

【STAFF】
監督・脚本:エドワード・ヤン
撮影:ヤン・ウェイハン
編集:チェン・ポーウェン
録音:ドゥー・ドゥーツ
美術・音楽:ペン・カイリー

【CAST】
出演:ウー・ニェンツェン
イッセー尾形
エイレン・チン
ケリー・リー
ジョナサン・チャン

2000 年|台湾・日本合作映画|中国語・日本語|カラー|173 分|原題:YI YI|英題:YI YI: A ONE AND A TWO|字幕翻訳:石田泰子|配給:ポニーキャニオン

©1+2 Seisaku Iinkai

公式サイト https://yi-yi.jp/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事