国内最終上映！　ホラー映画の帝王ジョン・カーペンター特集上映、キネカ大森にて2週間限定で開催決定

ホラー映画の帝王ジョン・カーペンターの3作品を上映する「JOHN CARPENTER WORLD 〜ジョン・カーペンター監督特集〜」が11月7日（金）から11月20日（木）の2週間限定で、キネカ大森にて開催されることが決定した。

SF・ホラー作品でカルト的な人気を誇るホラー映画の帝王ジョン・カーペンター監督。伝説的ホラー映画『ハロウィン』（78）や、SFホラーの大傑作と呼び声が高い『遊星からの物体 X』（82）など数々の名作を生み出し、多くの映画ファンに愛される名匠の一人として知られる。

そんなジョン・カーペンター監督の80年代の金字塔である3作品の国内上映権が、2025年11月をもって期間満了となる。国内上映権終了に伴い、キネカ大森にて3作品の特集上映が決定。今回の上映が、最後のスクリーン上映となる。また、上映にあわせて、大島依提亜デザインのTシャツやポスター、パンフレットの再販売も決定した。

今回、国内最終上映となるのは、犯罪率400%を越えたニューヨークを舞台に、元特殊部隊の囚人スネーク・プリスキン（カート・ラッセル）が、体内に埋め込まれた時限爆弾の解除と引き換えに、監獄のギャング達の人質となった大統領の救出を目指す、なんでもありのSFアクションの傑作『ニューヨーク 1997』（81）。

人間の姿をしたエイリアンを見分けることのできるサングラスを拾ってしまったネイダ（ロディ・パイパー）が、エイリアンのサブリミナル戦略による地球侵略を阻止するために、同志と共にゲリラ戦に挑む、カルト的な人気を誇るSFスリラー『ゼイリブ』（88）。

港町アントニオ・ベイの誕生100年祭を迎える午前零時、100年前の怨みを晴らすために霧と共に現れた亡霊たちが次々と住民に襲いかかる、隠れた名作ホラーと名高い『ザ・フォッグ』（80）の3作品。

あらゆるカルチャーに影響を与え、現代のSF・ホラー映画の原点に君臨するカーペンターの傑作をスクリーンで味わうことのできる最後のチャンスとなる。

また「JOHN CARPENTER Retrospective 2022」の際に人気を博した、大島依提亜がデザインを手がけるカーペンター作品のTシャツやポスターに加えて、超豪華パンフレットも数量限定で販売が決定。大島依提亜によるVHS風デザインのパッケージの中には、ジョン・カーペンターの大ファン、黒沢清監督のイントロダクション、映画文筆家でカーペンター研究家の鷲巣義明のカーペンター映画トリビア、「GANTZ」や「いぬやしき」の漫画家、奥浩哉のインタビュー、映画コラムニストであるテラシマユウカのコラム。さらには、画家ヒグチユウコ描き下ろしイラストと、3作品のポストカード16点がセットで封入された、贅沢な仕様となっている。いずれも数量限定となる。