ジェイソン・ステイサム主演最新作、激しい怒りと現場の魂が炸裂するハードワーキング・アクション『ワーキングマン』が2026年1月2日(金)に日本公開。このたび、主人公レヴォン・ケイド(ジェイソン・ステイサム)の吹き替えを務める山路和弘のインタビューが到着した。

山路和弘インタビュー
——今回の役を演じるにあたって何か意識されたことはありますか?
ステイサムは色々な職業やっていますが、結局は彼のアクションが一番の売りなので、純粋に配役の違いと僕は捉えています。ただ、本作に出てくる工事現場は私も駆け出しの頃に結構出入りしていたので空気感はよく分かります。その経験が演技に活かされているかどうかは分からないですが・・(笑)
——前作『ビーキーパー』では養蜂家、今作『ワーキングマン』では現場監督という役柄で、様々な職業になり変わっているジェイソン・ステイサムの挑戦をどのようにご覧になっていますか?
ステイサム自身も探すのが楽しみになっているんじゃないかと思います。でもまだ医者はやっていないですよね?医者で実は仕置人みたいな・・。きっと頭の中にはたくさんアイデアがあるんじゃないかと思います。これからも楽しみですね。
——ステイサムが守るべき家族を持つ主人公を演じるというのは珍しいですが、そんな姿をご覧になっていかがでしたか?
確かに一匹狼ですからね。ただやっぱり守るべきものがあってそのために戦うというのは王道だと思うんです。しかもスタローンが脚本に参加していますから、すごくずっしりとしたものを感じますね。スタローンらしさが表れていると思います。それに、守るものがあることによってアクションだけではない部分が出てくるので、そういったところが非常に面白いと思います。

——娘へプレゼントを渡すシーンが特に印象的ですが、演じる上で意識したことはありますか?
演じるにあたって意識したことはないんですが、少し思うところはあって・・。僕は割と早くに親父を亡くしているので、彼がもし贈り物をくれたらとか、いろんなことを考えました。
——ステイサムの吹き替えを担当される中で、一番楽しいと感じられることは何でしょうか?
やっぱりアクションの気持ち良さですかね。ステイサムのアクションのキレはピカイチじゃないですか。収録で自分で合わせているんですが、それでもアクションの気持ち良さがストンと足元から落ちていくような感じがして・・。なんて気持ちの良いアクションをするんだって毎回驚かされます。
——ここ数年ステイサムの映画がお正月に上映されるということが恒例になってきていますが、山路さんは年始にされる恒例行事などはありますか?
私は大晦日の24時を超えると神社巡りをやっているんですけども、こうなったらステイサム映画を観るというのも入れなきゃいけないなと思っています。ステイサム参りみたいな。ステイサム映画を観たらみんな気持ちがちょっと大きくなって、正月から喧嘩が絶えなくなっちゃうかな?(笑)

——山路さんにとってジェイソン・ステイサムとはどんな存在ですか?
ジェイソン・ステイサムはやっぱり男としての憧れですね。僕はひ弱な少年だったので、ああいう姿を見ると本当に憧れます。体力的な自信から来るわけではないと思うんですが、後ろめたさがないじゃないですか。役もそうですが、きっと本人もそうなんじゃないかと想像しています。とても真っ直ぐで堂々としていて、男っぽくて。しかもモテるんだもんね。とても憧れの存在ですね、男として。
——最後に作品を見る方に向けてメッセージをお願いいたします。
やっぱりステイサムのアクションはどうしても見てほしい。工事現場でのアクションのキレの良さとか、もちろん監督の演出もカメラワークもあると思いますが、それにしても気持ちよくて、なんでこんなことができるんだろうというシーンが散りばめられています。ステイサムを好きな人はみんなそこを楽しみにしていると思います。今回はそれに加えて家族のことが絡んでくるので、その細かい機微とか、彼が年齢を経たからこそ、こめかみにその辺の感情が滲み出てくる部分もあるので、皆さんにもぜひ味わっていただきたい映画になっています。うるっときますよ。
まとめ(注目ポイント)
- 『ワーキングマン』2026年1月2日(金)より全国公開主演ジェイソン・ステイサムの吹替声優としておなじみの山路和弘のインタビューが到着。
- 山路和弘が語るステイサムへの「憧れ」ステイサムを「男としての憧れ」と語り、自身が経験した工事現場の空気感も役に重なると明かした。
- 工事現場でのキレのあるアクションは必見現場監督という役柄ならではのアクションや、年齢を重ねたからこそ滲み出る感情の機微が見どころ。
ワーキングマン
2026年1月2日(金)より新宿バルト9ほか全国公開
STORY
元特殊部隊員のレヴォン・ケイド(ジェイソン・ステイサム)は、危険な世界から身を引き、現場監督として安全第一をモットーに働いていた。レヴォンは平穏な生活を送り、娘の良き父親になりたいと願っていたが、恩人である建設現場の上司の娘ジェニーが失踪してしまう。レヴォンは行方不明のジェニーを捜索するうちに、人身売買を生業とする巨大な犯罪組織の存在を突き止め、封印していた特殊部隊のスキルを発動し、熾烈な戦いへと身を投じていく。
監督:デヴィッド・エアー 脚本:シルヴェスター・スタローン、デヴィッド・エアー
出演:ジェイソン・ステイサム、デヴィッド・ハーバー、マイケル・ペーニャ、ジェイソン・フレミング、メラーブ・ニニッゼ、マクシミリアン・オシンスキー
2025年|アメリカ|英語ほか|116分|シネマスコープ|5.1ch|英題:A WORKING MAN|字幕翻訳:平井かおり
配給:クロックワークス|映倫:PG-12
© 2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
公式サイト klockworx-v.com/wkm/
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