シャーリーズ・セロンを主役にした『ワイルド・スピード』スピンオフ企画が始動

最新作『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』が全米で記録的な大ヒットを飛ばしている『ワイルド・スピード』シリーズ。そのスピンオフとして、シャーリーズ・セロン演じるサイファーを主役にした作品が製作されることが明らかになった。

このニュースは、シリーズの主演を務めるヴィン・ディーゼルがVariety誌に語ったもの。女性キャラクターが主人公のスピンオフ企画は以前発表されていたが、本作がそれに当たるものかどうかは不明。『ワイルド・スピード』シリーズはスピンオフを含めて男性キャラクターが中心の物語で、女性キャラクターの描き方にはキャスト自身からも不満の声が出ていたこともあり、それに対する一つの答えとなるかもしれない。

シャーリーズ演じるサイファーは天才的なハッカーであり、ファミリーの前に敵として立ちはだかるサイバーテロリスト。シリーズ第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』で初めて登場し（それ以前の事件にも関与していたことが示唆されている）、最新作『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』では、ドミニクの実弟ジェイコブの陰謀の裏で糸を引いているという設定。

彼女の素性や過去についてこれまで多くが語られたことはないため、脚本家にとっては腕のふるいどころとなりそうだ。

しかしシャーリーズは現在多忙を極め、主演・製作を務めるNetflix作品『オールド・ガード』続編の撮影が来年始まることが発表されたばかり。サイファーの映画が公開されるのは早くても2023年になるといわれている。

『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』は2021年8月6日(金)に日本公開。