2025年12月、愛知県名古屋市で誕生した「あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」(通称ANIAFF)の第2回開催日が2026年11月13日(金)~18日(水)に決定した。また、「国際長編コンペティション部門」(「国際コンペティション部門」から改称)の作品募集も開始となった。

2005年に2200万人以上を動員した愛知万博「愛・地球博」をはじめ、国際芸術祭「あいち」、「あいち国際女性映画祭」、「世界コスプレサミット」などの文化事業を継続してきた愛知県。日本の三大都市圏の中核のひとつである愛知県名古屋市のもつ産業と文化のパワーを融合したグローバルかつ世界有数の規模となる国際映画祭として、世界中のクリエイターが集い、語らい、刺激し合うクリエイションの場とすることを目的に誕生したANIAFF。
昨年の第1回開催では、細田守監督の貴重な初期の作品を含む11本を一挙上映する特集を組んだディレクター・フォーカス部門にて、細田監督に加えて『サマーウォーズ』で主人公の声優を務めた俳優の神木隆之介もサプライズで登壇。また愛知県出身の谷口悟朗監督を招いてのオールナイト上映や、『コララインとボタンの魔女』や『ミッシング・リンク』で知られるライカの作品を集めたスタジオ・フォーカス、『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』、『BLAME!』ほか注目作品を集めて上映されたニューウェーブ部門など本映画祭ならではの企画も注目を集めた。
個人やスタジオを顕彰する各賞では、【カキツバタ賞】には、『ひゃくえむ。』の監督を務めたほか、『無名の人生』もプロデュースし、常に新たな表現に取り組む岩井澤健治監督、【ユリ賞】 には、「ダンダダン」、「ルックバック」、「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」、「BLUE GIANT」など数えきれないほど多くのアニメ作品において編集を担当してきた廣瀬清志、そしてスタジオ賞となる【ハナノキ賞】 には、富山県南砺市に設立されて以来、『有頂天家族』 や『SHIROBAKO』、『さよならの朝に約束の花をかざろう』、『駒田蒸留所へようこそ』といった多彩な作品を生み出したP.A.WORKS が選出された。
さらに、ANIAFFの大きな目玉として注目を浴びたマーケットも、初回から多くの企画のプレゼンテーションでにぎわい、国内外の映画製作者や配給、興行関係者らとのマッチングの場の創設は、満席の会場にいくつもの出会いを生み出し、成功を収めた。
そしてアニメ界の最重要な賞であるアニー賞を主宰するASIFA-Hollywoodからはエグゼクティブ・ディレクターのオーブリー・ミンツが来日、フランスのバンドデシネ作家ペネロペ・バジュー、『シドニアの騎士』などで知られるCG会社のポリゴン・ピクチュアズ塩田周三とともにコンペティション部門の審査員を務めるなど、アニメ界にとって多くの重要なゲストが国内外から駆けつける魅力にあふれた映画祭となった。
そして、第2回の開催が11月13日(金)~18日(水)に決定。本映画祭のジェネラル・プロデューサーである真木太郎が「コンテンツビジネスの中でのアニメーションのポジションを更に力強いものにしたい」と語るANIAFFは、「世界のアニメーションを一望できる」、「アニメーションの過去・未来・現在が分かる」、アニメーションファンだけにとどまらない刺激的な場所の創出と、アニメーション文化・産業の発展と振興に貢献する、世界を代表するアニメーション映画祭を目指す。
第2回目も期間中には、世界各国・地域からジャンルや表現方法を超えた最先端の優れたアニメーション作品が集結。市内のミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドスクエア シネマ2など名古屋を中核とした上映施設などで、国際長編コンペティション部門、ディレクター・フォーカス、特集上映、オールナイト、招待作品、イベント上映などで多くの作品が上映されるほか、あいち・なごや アニメーション・カンファレンス 2026、多彩なゲストを迎えてのトーク、シンポジウムなども行われる予定。
さらに、国際長編コンペティション部門(第2回より国際長編コンペティション部門に改称)の作品募集もスタート。第1回ではグランプリとなる金鯱賞に『エンドレス・クッキー』、審査員賞となる銀鯱賞には『燃比娃(ランビーワ)‐炎の物語‐』、観客賞となる赤鯱賞には『ひゃくえむ。』が選ばれた。なお、第2回も国際長編コンペティション受賞作品は、金鯱賞(グランプリ作品)には賞金100万円とトロフィー、銀鯱賞(審査員賞)には賞金50万円とトロフィー、赤鯱賞(観客賞)には賞金20万円とトロフィーがそれぞれ授与される。
ジェネラル・プロデューサー:真木太郎コメント
第1回のANIAFFは内外からの多彩なゲストを多く招くことで、アニメーションの持つ多様性と国際性を改めて感じることが出来ました。
コンテンツビジネスの中でのアニメーションのポジションを更に力強いものにしたい、という私たちの想いをどうか共感いただきたいと思います。このANIAFFを世界に名だたる国際アニメーション映画祭に押し上げていただけるようよろしくお願いいたします。
フェスティバル・ディレクター:井上伸一郎コメント
第1回ANIAFFでは数多くの出会いがありました。
審査員のひとりとして来日した国際アニメーション・フィルム協会「ASIFA-Hollywood(アシファ・ハリウッド)」のエグゼクティブ・ディレクター、オーブリー・ミンツさんとは、ふたりで基調講演となるトークセッションを行いました。日米のアニメ界の共通の課題、異なる問題などを確認できました。
ディレクターズ・フォーカスの細田守監督が登壇した「サマーウォーズ」上映後のトークセッションには、同作で主演声優をつとめた俳優の神木隆之介さんをサプライズ・ゲストとしてお呼びすることができました。
映画祭の期間中は国内外のゲストの皆様と様々な場所でお話しする機会に恵まれて、充実した日々を過ごしました。作品の上映にとどまらず、アニメ関係者と交流できる場としての機能を果たすことができたのは、何よりの収穫でした。
アーティスティック・ディレクター:数土直志 コメント
映画祭の第1回は、多くの作品、ゲスト、そして参加者の皆様に助けられ大変な盛り上がりをみせました。これを第2回につなげ、さらにアニメーションの可能性を追求します。
「国境」「ジャンル」「表現手法」、全ての境界を超えることでアニメーションの現在を一望する。
「何でもある」を目指します!それがANIAFFです。2026年11月の第2回をよろしくお願いいたします。
まとめ(注目ポイント)
- ANIAFF第2回開催日決定「あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」が2026年11月13日~18日に名古屋で開催決定。
- 国際長編コンペ作品募集開始第2回より名称変更された国際長編コンペティション部門のエントリー受付がスタート。
- 第1回では豪華企画が話題第一回では細田守監督特集や神木隆之介の登壇、ライカ特集など多彩な上映企画を実施。
- マーケット機能も高評価国内外の映画製作者や配給関係者が集結し、新たなマッチングの場として注目を集めた。
第2回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル
2026年11月13日(金)~18日(水)愛知県名古屋市で開催
主催:あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル実行委員会
ジェネラル・プロデューサー:真木太郎
フェスティバル・ディレクター:井上伸一郎
アーティスティック・ディレクター:数土直志
企画・制作:株式会社ジェンコ
共催:愛知県・名古屋市
協力:中日本興業株式会社、株式会社新東通信、BVコミニュケーションズ株式会社、株式会社B-Side Standard
会場:ミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドスクエア シネマ2、などの上映施設ほか5カ所を予定
公式サイト https://aniaff.com/



