『ゴッドランド/GODLAND』で世界の映画祭を賑わせたアイスランドの気鋭フリーヌル・パルマソン監督による最新作『きれっぱしの愛』が7月3日(金)より全国順次公開。このたび、本予告映像&新場面写真が解禁された。
アーティストでシングルマザーの母、3人の子どもたちと愛犬、そして時々、元夫――。ある家族の何気ない日常の中で揺れ続ける“元”夫婦の関係と、変わらない家族の愛を、コミカルに、ユーモラスに、ときにブラックな視点で描き出す本作。今回、予告映像が到着した。
映像は、食後に映画鑑賞を提案する母アンナと子どもたちの会話から始まる。家族団らんのひとときの中、みんなで食器を片付けながら、「お菓子も?」「いいわよ」「ソーダも?」「いいわ」とやり取りが続き、「パパは?」という子どもの問いに、アンナが「いない方が嬉しい」ときっぱり言い放つ一言から、夫婦の複雑な関係性が垣間見える。
別れた後も情を捨てきれず何かにつけて元あった家族の形に戻ろうとするマグヌスに、アンナは冷たい態度を取り続けるが、そんな両親の様子をむしろ冷静に観察する大人びた子供たち。
映画には、『エディントンへようこそ』の監督であり、『The Drama(原題)』のプロデューサーでもあるアリ・アスター監督から、「魔法のように美しく、唯一無二。この映画が大好きだ。」とのコメントも寄せられており、単なるハートフルなだけではない家族ドラマであることを予感させる。
アイスランドの雄大な自然と移ろいゆく季節を背景に、それでも“家族”として続いていく時間を、何気ない日常の断片の積み重ねで紡いでいくビターでハートフルな物語。ラストに映し出されるコピー「愛おしい 私たちの生活(ときどき、殺意)」が、その世界観を象徴している。
本予告のナレーションを務めたのは、俳優の小林聡美。『かもめ食堂』や『めがね』など、これまでの出演作で“生活に溶け込む自然体なユーモア”を体現してきた小林ならではの唯一無二の空気感が、本作にも温かなまなざしをもたらしている。家族をそっと見守るような視点で披露されるナレーションにも注目だ。

さらに、フリーヌル・パルマソン監督にしか描けない、アート作品のような新場面写真もあわせて解禁。CGなど特殊技術に頼らず、日常の何気ない風景を魅力的に切り取り、心に響くシーンを描き出すパルマソン監督の映像作家としての才能が光る場面写真の数々となっている。





まとめ(注目ポイント)
- 『きれっぱしの愛』7月3日公開『ゴッドランド/GODLAND』のフリーヌル・パルマソン監督最新作。全国順次公開。
- “元”夫婦と家族の日常描写別れた後も関係を断ち切れない元夫婦と子どもたちの複雑な距離感を描写。
- アリ・アスター監督も絶賛「魔法のように美しく、唯一無二」とコメントを寄せ、作品世界を高く評価。
- 小林聡美が予告ナレーション担当自然体のユーモアを感じさせる語りが、作品の空気感を優しく彩る。
- アイスランドの自然を映し出す映像美雄大な自然と何気ない日常を切り取った、新場面写真も解禁。
きれっぱしの愛
2026年7月3日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
STORY
北欧・アイスランドの田舎町。芸術家のアンナは、しっかり者の長女イダ、わんぱくでいたずら好きな双子グリムールとソルギス、そして愛犬パンダと暮らしながら、芸術家としての道を模索していた。若くして結婚したものの、今や「もう夫婦ではなくなった」はずの元夫マグヌスは、いまだに情を断ち切れず、何かと理由をつけては家を訪ね、食卓を囲み、ピクニックにまで付き合う始末。気がつけば、まるで「まだ家族」であるかのような日常を再び送るようになるが――。
脚本・監督:フリーヌル・パルマソン 『ゴッドランド/GODLAND』
出演: サーガ・ガルザルスドッティル、スベリル・グドナソン
配給:NOROSHI、ギャガ/原題:Ástin sem eftir er(英題:The Love That Remains)/2025年/アイスランド、デンマーク、スウェーデン、フランス/カラー/ビスタ/5.1ch/109分/字幕翻訳:松岡葉子/G
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