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巨匠ガス・ヴァン・サント監督が実話を映画化したクライム・スリラー映画『デッドマンズ・ワイヤー』が7月17日(金)より公開。このたび、ロング予告&劇中プレイリストが解禁された。

今回解禁となったロング予告では、奇妙な事件のあらましが緊迫感とブラックユーモアを交えて描かれる。コールマン・ドミンゴ扮するインディアナポリスのラジオDJ、フレッドが事件の犯人トニー(ビル・スカルスガルド)から電話をもらうシーンから始まり、人質をとって立てこもったトニーが次第に追い詰められていく様がうかがえるが、トニーが傍若無人な振る舞いを見せながらも、ところどころ人の好さを感じさせる言葉を発するのがユニーク。軽妙なセリフのやりとりに思わずくすっと笑ってしまうが、そんな“庶民的”な一面を持つ異常な犯罪者の姿がマスコミによって全米中に報道され、人々は彼から目が離せなくなっていく。そしてロング予告に使用されているのは、アロー・ブラックの「I Need a Dollar」。トニーの想いがそのまま表現されたかのような直球なタイトルとパワフルな歌声が事件をドラマティックに盛り上げていく。

劇中でも非常に重要な演出の要素として数々の名曲が登場する。事件において重要な役どころとなるフレッド・テンプル(コールマン・ドミンゴ)のDJというポジションを生かし、劇中ではフレッドの痺れるような低音ボイスで60年代、70年代を彩った名曲が数多く紹介され、実際に聴くことができる演出が特徴である。

トニーが犯行現場に向かう際にカーラジオで聞いてテンションを上げたのは、『2001年宇宙の旅』で使われたことでも有名なシュトラウスの交響曲「ツァラトゥストラはかく語りき」を大胆にジャズロックアレンジしたデオダートの「Also Sprach Zarathustra」。また、トニーがパトカーを奪って人質とともに逃走を図るシーンでは、『センチメンタル・バリュー』のエンディングでも使われたラビ・シフレの「Cannock Chase」が軽快に流れる。

さらには、グラミー賞歌手ロバータ・フラック「Compared To What」、携わったアルバムとシングルの総売り上げが1億枚に達すると言われるバリー・ホワイト「Never, Never Gonna Give Ya Up」、ディスコの女王ドナ・サマー「Love to Love You Baby」、先駆的ファンクバンドであるダイク&ザ・ブレイザーズ「Let A Woman Be A Woman - Let A Man Be A Man」、『明日に向って撃て!』でアカデミー賞歌曲賞を受賞したB・J・トーマス「雨にぬれても」など名曲中の名曲がズラリ。

後半にはギル・スコット・ヘロン「The Revolution Will Not Be Televised」が流れ、歌詞そのものが事件を皮肉るように使われている。ほとんどの楽曲が60年代、70年代に流行ったディスコ/ファンク/ソウルミュージックであり、本作への当時の世相の反映、過去の名作映画へのオマージュが満載で、スリラー映画ながらも時折ポップに魅せるガス・ヴァン・サント監督のこだわりがわかるプレイリストとなっている。

PLAY LIST

"Also Sprach Zarathustra" – Deodato
"Cannock Chase" – Labi Siffre
"Compared to What" – Roberta Flack
"Never, Never Gonna Give Ya Up" – Barry White
"Love To Love You Baby" – Donna Summer
"Witchi Tai To" – Harpers Bizarre
"Let A Woman Be A Woman - Let A Man Be A Man" – Dyke & The Blazers
"Raindrops Keep Fallin' On My Head" – B.J. Thomas
"I've Seen All Good People" – Yes
"The Revolution Will Not Be Televised" – Gil Scott-Heron

まとめ(注目ポイント)

  • 『デッドマンズ・ワイヤー』7月17日公開 ガス・ヴァン・サント監督が実在事件を映画化したクライム・スリラー。2026年7月17日公開。
  • ビル・スカルスガルドが犯罪者役に挑戦 “デッドマンズ・ワイヤー”装置を使い籠城する犯人トニーを怪演。ブラックユーモア漂う人物像も特徴。
  • ロング予告で事件の全貌が浮上 人質立てこもり事件を巡る緊迫感と、全米を巻き込む異様な熱狂を描写。
  • 60〜70年代名曲群が物語を彩る構成 デオダート、ドナ・サマー、バリー・ホワイトらの楽曲が劇中で重要な役割を担う。
  • ガス・ヴァン・サント流のブラックユーモア シリアスな立てこもり事件を描きつつ、皮肉とポップさを織り交ぜた独自演出。
作品情報

デッドマンズ・ワイヤー
2026年7月17日(金)公開

STORY
不動産ローン会社に財産を騙し取られたとして、同社に押し入り役員を人質にとった男は、自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定、ヘタに動けば自動発砲される“デッドマンズ・ワイヤー”という装置を使って警察すら近づけない状況で籠城する。謝罪や補償を訴える男が現場からのメディア出演など異常な行動に出始めると、世間は事件を真っ向から非難する者と犯人に同情を抱く者で二分されていく。膠着状態を打開しようと警察が突入に備える中、ついに犯人と社長が電話で話すことになるのだが…。

監督:ガス・ヴァン・サント 脚本:オースティン・コロドニー 音楽:ダニー・エルフマン
出演:ビル・スカルスガルド、デイカー・モンゴメリー、ケイリー・エルウィス、マイハラ、コールマン・ドミンゴ、アル・パチーノ

2026年/アメリカ映画/カラー/ビスタ/105分

配給:KADOKAWA

© 2025 Starlight Digital Ventures, LLC. All Rights Reserved.

公式サイト https://movies.kadokawa.co.jp/deadmanswire/

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