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ベルリン国際映画祭パノラマ部門で国際映画批評家連盟賞特別賞を受賞したヴァカンス映画の傑作『みんなのヴァカンス』(20)をはじめ、『女っ気なし』(11)『やさしい人』(13)『7月の物語』(17)など、不器用で愛おしい人々を優しい眼差しで描いてきたフランスの気鋭監督ギヨーム・ブラックの最新作『また会えるよね』が、7月18日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアル、シーン写真、監督コメントが解禁された。

本作は、フランス北部の町の高校生たちと共に制作された『リンダとイリナ』(23)と同様、高校生たちの日常を追ったドキュメンタリーであり、喪失や別れの物語。寄宿舎での悪ふざけ、川遊び、山でのばか騒ぎ、仲間たちとの語らい──。おだやかな陽光が降りそそぐ南フランスの田舎町で、旅立ちを目前にした高校生たちの最後の夏に、ギヨーム・ブラック監督が寄り添う青春映画。

ギヨーム・ブラックは『リンダとイリナ』と本作について、「場所も階層も文化も異なる若者たちを描いているが、この二作品は共通する感情で結ばれている」と、二部作の映画として完成させた。ユーロスペースでは、『また会えるよね』にあわせて『リンダとイリナ』が併映されるほか、ギヨーム・ブラック監督の全作品を一挙に集めた特集上映も同時開催される。

ギヨーム・ブラック監督のコメント

この映画で彼女たちを撮ることを私が選んだのではなく、彼女たちが私を選んだのです。彼女たちの方からやって来て、この場所で、みんなで一緒に生きた証を残しておきたいと言われたのです。彼女たちは一目見て、私がこれまで出会った若者たちや、30年前の私自身ともかけ離れていました。最初、少し懸念もありましたが、その分、興味もそそられました。そして徐々に、彼女たちが成熟していて、自分たちの考えをはっきり述べる特異な才能や、強い政治意識を持っていることがわかりました。彼女たちが、この土地独特の何かを強く体現していると感じました。また彼女たち全員が、まだ口の開いた傷を抱えていることにも気づきました。そして、彼女たちについての映画を作るのではなく、彼女たちと一緒に映画を作るという考えに至りました。このニュアンスの違いはとても重要でした。

『また会えるよね』

高校時代の友情は、いつまでも続くのでしょうか? いま分かっているのは、もうすぐ寄宿舎の仲間たちが、彼らの部屋、ドローム川での川遊び、山でのお祭り騒ぎに“さよなら”をするということ。ルイゾンはドレッドヘアを切り落とし、小さな「家族」は離れ離れに。彼らにとって、“別れ”は初めてではありませんが、今回は辛いものになるでしょう……。

2024年カンヌ国際映画祭ACID部門に出品されたギヨーム・ブラック監督の最新作。 前作『リンダとイリナ』と同様、本作も高校生たちの日常を追ったドキュメンタリーであり、喪失や別れの物語となっている。監督は『リンダとイリナ』と本作について、「場所も階層も文化も異なる若者たちを描いているが、この二作品は共通する感情で結ばれている」と、二部作の映画として完成させた。

監督:ギヨーム・ブラック、撮影:アラン・ギシャウア、録音:エマニュエル・ボナ、編集:パオラ・テルミン、製作:ニコラ・アントメ
2024年 | フランス | フランス語 | カラー | 64分 | 1.33 : 1 | 5.1ch | 原題:Ce n'est qu'un au revoir | 字幕翻訳:高部義之 | 配給:エタンチェ © bathysphere productions - 2024

『リンダとイリナ』

フランス北部の町エナン゠ボーモン。もうすぐ夏休みになる高校では、親友のリンダとイリナがTikTokを撮ったり、家族や将来の悩みを互いに打ち明けたりしています。しかしこの夏、リンダは引っ越します。リンダはイリナに心を開いたことで、別れは複雑になります。夏の始まりに心が沈む二人。彼女たちの友情には何が残るのでしょうか? 過ぎ去る夏の素晴らしい物語。

【ギヨーム・ブラック監督のコメント】
これは絆と友情についての映画で、私に人生の一部を差し出してくれた二人の若い女性、リンダとイリナの知性と感性に多くを負っています。私は、この映画をとても誇りに思っています。

監督:ギヨーム・ブラック/撮影:エマニュエル・グラ
2023年 | フランス | フランス語 | カラー | 38分 | 1.33 : 1 | 5.1ch | 原題:Un pincement au cœur | 字幕翻訳:高部義之 | 配給:エタンチェ © bathysphere et Le BAL / La Fabrique du Regard 2022

まとめ(注目ポイント)

  • 『また会えるよね』7月18日公開決定ギヨーム・ブラック監督最新作『また会えるよね』が7月18日よりユーロスペースほか全国順次公開。
  • 高校生たちの最後の夏南フランスの田舎町を舞台に、旅立ちを前にした若者たちの日常と別れを記録したドキュメンタリー作品。
  • 『リンダとイリナ』との二部作2023年製作の『リンダとイリナ』と感情的につながる作品として構想された二部作の完結編。
  • 特集上映も開催ユーロスペースでは『リンダとイリナ』併映に加え、ギヨーム・ブラック監督全作品特集上映を実施。
作品情報

また会えるよね
2026年7月18日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開

配給:エタンチェ

© bathysphere productions - 2024

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