気鋭の映画スタジオ“A24”が製作した俳優ヴァル・キルマーのドキュメンタリー『Val(原題)』の米国とラテンアメリカにおける権利をAmazon Studiosが獲得。その他の国の権利はA24が獲得したとHollywood Reporterなどが報じている。

“ハリウッドで最も気まぐれで誤解されやすい俳優”の40年にわたるキャリアと人生
『Val』は『トップガン』や『バットマン フォーエヴァー』で知られる演技派ヴァル・キルマーの軌跡を描いたドキュメンタリー。レオ・スコットとティン・プーが監督を務める。本作にはキルマーへのインタビューに加え、兄弟と一緒に撮影した16mmのホームビデオや代表的なキャラクターを演じた時の様子など、キルマーが40年以上にわたって自らの人生を記録した膨大な映像も含まれているという。
キルマーは「親愛なる友人レオとティン、そして私のプロデュースパートナーの協力なしには、この映画が実際に実現したとは考えられません。疲れを知らない何時間にも及ぶ編集作業、そして新しいカットを作るたびに感じる果てしない感情。この作品を世界に向けて発信できることを、これ以上ないほど誇りに思います!」とコメントを述べている。
『Val』はA24が全面的にプロデュースするドキュメンタリーの第一弾タイトル。今年中の公開が予定されている。
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