2015年に「Esquire」誌に掲載され全米雑誌大賞を受賞したエッセーを映画化した愛と友情の実話映画『Our Friend/アワー・フレンド』の公開を前に、お笑いコンビの「おぼん・こぼん」が本作について語る特別映像が解禁された。10 年ぶりの「世紀の仲直り」で日本中を感動させたふたりの特別インタビューだ。
妻ニコルを介して、親友となったマットとデイン。40を過ぎた男同士が互いを支え合う姿が印象的な本作。愛や友情、そんな言葉だけではとても言い表せない、そんな繋がりがこの物語を通して自身にも思いを巡らすきっかけとなる。
その不仲ぶりが度々メディアに取り沙汰されていた漫才師コンビ「おぼん・こぼん」のふたりは、先ごろ、10 年ぶりに仲直りを果たしたと話題を呼んだ。いま、男同士の友情を語るのはこの二人しかいない!ということで、急遽、本作を鑑賞したふたりのインタビュー映像が公開された。
仲直り企画のあったテレビ番組の OA 後、反響は浅草東洋館にてダイレクトに感じたという二人。
おぼん「(緊急事態宣言下だったこともあり)、大体 10 人…多くても 35 人くらいのお客さんが、OA の次の日には、立ち見や補助椅子も全部出して、満席になった。お蔭さんで有難いなと思いますよね」
こぼん「東洋館にはもう 20 年くらい出てますけど、仲の悪い 10 年ほどは、まったく別の衣裳を着ていたじゃないですか。で、この間、お揃いの赤の衣裳でパッと出て行った時、『うお~』とお客様の拍手が鳴りやまない。56 年間漫才やってますけど初めての経験でした。あの鳴りやまない拍手…感動しましたね」
本作を鑑賞して、おぼん「友情ってすごいな。子供の面倒をみて奥さんの面倒をみて…と友達の面倒をみているようなものじゃない。デインってすごい人だなと思うよね。観てて神様みたいな人に見えてきた」おぼん「男同士の友情、日本とアメリカの人種の違いというか人間的に違うのかなーと思ってみてた。ここまでやるか、と。漫才コンビってプライベートも一緒で絶えずやっているのかな?と思ったら大きな間違いや(笑)。でも本当にあった、つい最近の話なんでしょ?!いやー絆はすごいなー」こぼん「ぼくらどっちかというと、付かず離れずといった感じ。でもそこまでべったりできるかな…と思ったら自信がない」と各々述懐。
お互いについて聞いてみると、おぼん「(こぼんは)夫婦の関係でよく言うけど空気みたいな存在。無いと死んでしまう」こぼん「(おぼんを)超える人はいない。最高のパートナーかな。助けてまた助けられて、俺らもこれからそういう風にしようや!助けてくれや(笑)」と面とは向かってはなかなか口にはしづらい互いについて、取材の間、何度もお互いの顔をみながら語った。おぼんの夢は、ヨボヨボになるまで二人で生きてタップを踏むこと。こぼんも相方は彼以外考えられない、と言う。全国民を笑顔にしてくれるおぼん・こぼんのさらなる活躍に期待できそうだ。
本作『Our Friend/アワー・フレンド』はアカデミー賞キャスト&スタッフが贈る愛と友情の実話ストーリー。2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていたジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)と妻で舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)は、ある日突然告げられたニコルへの末期がんの宣告で生活が一変してしまう。妻の介護と子育てによる負担がマットに重くのしかかる中、過去に生きる希望を失いかけた時に2人から心を救われた親友デイン(ジェイソン・シーゲル)が一家を支えるためやってくる。2年にも及ぶ闘病生活。3人の想いと苦悩が交差する中で彼らが見つけた希望とは‥‥。
マット役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。妻ニコル役には『フィフティ・シェイズ』シリーズで一躍注目を浴び、その後も『サスペリア』『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』等話題作が続くダコタ・ジョンソン。そして 2 人の親友デイン役には多くのコメディ作品に出演し、幅広い演技に定評のあるジェイソン・シーゲル。名実ともにキャリアを積み上げてきた多才な3人がみせる名演も見逃せない作品となっている。
『Our Friend/アワー・フレンド』は10月15日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー。
Our Friend/アワー・フレンド
2021年10月15日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
<STORY>
仕事に打ち込むジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)と妻で舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)は、2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていた。しかし、ニコルが末期ガンの宣告を受けた日から、一家の生活は一変してしまう。妻の介護と子育てによる負担が日に日に重くのしかかるマット。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、辛く苦しい時も長年支え合ってきた 2 人の親友・デイン(ジェイソン・シーゲル)だった。デインもまた、かつて人生に絶望した時にマットとニコルから心を救われた過去を持っていた。デインは、彼らを手伝うため、はるばるニューオーリンズからアラバマ州の田舎町フェアホープまで車を走らせ、ティーグ家に住み込んでサポートすることに。2 年にも及ぶ闘病生活。3人の想いと苦悩が交錯していくなかで、愛と友情の先に彼らが見つけた希望とは……。
監督:ガブリエラ・カウパースウェイト 脚本:ブラッド・イングルスビー(『ファーナス/訣別の朝』『シングルマザー ブリジットを探して』)
原作:マシュー・ティーグ (「The Friend: Love Is Not a Big Enough Word」)
キャスト:ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソン、ジェイソン・シーゲル、チェリー・ジョーンズ、グウェンドリン・クリスティー
2019 年/米/英語/126 分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:Our Friend/字幕翻訳:神田直美/G
配給:STAR CHANNEL MOVIES
© BBP Friend, LLC – 2020
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