現代の風潮に反感を抱く女性たちが過激な思想を共有することで怪物化『ソフト／クワイエット』ヘイトクライムの狂気を描く本編映像解禁

『ゲット・アウト』『セッション』のブラムハウスが放つ、全編ワンショットの“体感型”極限クライム・スリラー『ソフト／クワイエット』が5月19日（金）より公開。このたび、白人女性たちによる不穏すぎる交流会の模様を収めた緊迫感満載の本編映像が解禁となった。

世界中の映画ファンの熱烈な支持を得ている、ホラー＆スリラー界のトップブランド、ブラムハウスが新たに放つ本作は、大胆な撮影手法とセンセーショナルなテーマを融合させた衝撃的な問題作。92分の全編をワンショットで映像化し、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム（憎悪犯罪）の狂気をえぐり出す。マイノリティーへの偏見を持つ白人女性たちが、あるトラブルをきっかけに思わぬ方向へと転じ、絶叫が飛び交い、暴力が炸裂する。この上なくリアルな没入感と息づまる緊迫感に圧倒されずにいられない体感型クライム・スリラーである。

このたび解禁された本編映像では、閑静な田舎町の森に囲まれた教会の談話室で白人女性による会合のシーンが映し出される。ホワイトボードには“アーリア人団結を目指す娘たち”と書かれ、エミリーがナチスのシンボルマークであるハーケンクロイツをあしらった手作りの“パイ”を振る舞い、不穏な交流会は和気あいあいとしたムードで始まる。

多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする６人。勤務先の昇進レースでヒスパニック系の同僚に敗れたことを、白人への逆差別だと主張するなど、日頃の不満や悩み、そして過激な思想を共有することで徐々に彼女たちは白熱していく。初めは探り探り本音を話していたのだが、不穏な会話の積み重ねが場を徐々に支配し、暴走してしまうきっかけのシーンとなっている。

ごく普通の女性たちが怪物化し、ヘイトクライムの狂気、集団心理の恐ろしさを描いた『ソフト／クワイエット』は5月19日（金）より全国ロードショー。