現代ドイツ⽂学の⾦字塔の映画化『ベルリン・アレクサンダープラッツ』BS10スターチャンネルにて6月6日より超最速独占プレミア放送決定

MIRAIL（ミレール）、Amazon Prime Video、U-NEXT の動画配信サービスにて絶賛オンライン上映中の、スターチャンネルの映画レーベル″STAR CHANNEL MOVIES”作品である『ベルリン・アレクサンダープラッツ』が、まだ上映中の 6月6日（⽇）より BS10スターチャンネルにて超最速独占プレミア放送されることが決定。あわせてブルハン・クルバニ監督と主演のウェルケット・ブンゲのインタビュー動画も解禁された。

これまでスターチャンネルでは、STAR CHANNEL MOVIES 作品を劇場で上映した約半年数後に独占プレミア放送してきたが、異例の最速放送となる。

本作は、1920年代に出版された現代ドイツ⽂学の⾦字塔『ベルリン・アレクサンダー広場』を原作に、ドイツの新鋭ブルハン・クルバニ監督が構想に 7 年をかけ再構築したリブート版。新進気鋭の才能溢れる監督によって、愛・⾦・裏切りに翻弄されるギャングたちの物語として⼤胆な解釈のもとに映画化された。

同原作はニュー・ジャーマン・シネマの旗⼿ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督による⻑編TV映画化で知られているが、本作では、アフガニスタン難⺠⼆世のクルバニ監督が取り⼊れた社会から拒絶された難⺠を主⼈公にするアイデアによって、現代社会が抱える貧困・⼈種・難⺠の問題をリアルに描いていく。

スタイリッシュな映像で紡がれるサスペンスフルな展開が話題を呼び、ドイツ国内外で数々の映画賞を受賞した。

今回の放送決定にあわせて解禁された特別動画には、本編映像とともにブルハン・クルバニ監督と主⼈公フランシス役のウェルケット・ブンゲの海外リモートインタビューの様⼦が収録されている。

ウェルケットは自身の演じたキャラクターについて「主人公フランシスは労働ビザもなくドイツに来た。彼は善人になりたいと思い、良い行いをしようとするがひどい目にあう。代償が伴うんだ」と解説。

一方のクルバニ監督は「麻薬の売人のコミュニティがあって、ほとんどが黒人の難民なんだ。僕は彼らに焦点を当てた物語を作りたいと考えたんだ」と製作の背景を語る。

また物語の見どころについてウェルケットは「主人公フランシス、恋人ミーツェ、相棒ラインホルトとの三角関係の愛憎をとてもリアルに描いている」と語り、クルバニ監督は「愛する者と愛せない者がフランシスを取り合っている」と述べる。

ウェルケットは「フランシスを演じることは難しかった。役の内面を表現することが多かったからね。監督のアドバイスによっていい演技ができたと思う」と監督に感謝し、「（本作が）遂に⽇本に辿り着きました。ぜひご覧ください」と日本へのメッセージを送った。