2001年に始まり、今年で24回目の開催となる春の恒例イベント「イタリア映画祭2024」が5月1日(水)より東京・有楽町朝日ホールにて開幕し、映画祭の開会式にイタリアから来日した映画監督8人が登壇した。

国際映画祭をにぎわした名監督の最新作や、イタリア国内で大ヒットを果たした話題作までフレッシュでバラエティーに富んだ貴重な作品が並ぶイタリア映画祭。
今年の来日ゲストは、『堕ちた希望』で東京国際映画祭最優秀監督賞を受賞したエドアルド・デ・アンジェリス監督(『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』)、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』に出演するなど俳優としても活躍するアンドレア・ディ・ステファノ監督(『アモーレの最後の夜』)、映画監督デビューを果たした『もしも叶うなら』が「イタリア映画祭 2021」でも上映された注目の女性監督ジネヴラ・エルカン監督(『そう言ったでしょ』)、世界各国でリメイク映画が生まれた大ヒット作『おとなの事情』のパオロ・ジェノヴェーゼ監督(『人生の最初の日』)、『靴ひものロンド』ほか多くの日本公開作を持つダニエーレ・ルケッティ監督(『信頼』)、ニコール・キッドマン主演『コールドマウンテン』のメイキング制作を務めるなど着々とキャリアを積んできたラウラ・ルケッティ監督(『美しい夏』)、長編デビュー作『存在しない南』が国内外で高く評価されたファビオ・モッロ監督(『あなたのために生まれてきた)、そしてシンガーソングライターとして活動し、長編初監督作がベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選出されたマルゲリータ・ヴィカーリオ(『グローリア!』)の8人。
温かな拍手に迎えられ、登壇した監督たちは皆口々に「日本に来ることができて嬉しい」と笑顔を見せた。開会式のあとに監督作『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』の上映を控えたエドアルド・デ・アンジェリス監督は「私の生まれ故郷は海に囲まれています。そして日本も海に囲まれています。つまり、私たちはよく似ていますね」と独特の挨拶で会場を笑わせ、ダニエーレ・ルケッティ監督は「現在のイタリア映画界はバイタリティ溢れる作品がたくさん溢れています。それぞれの監督の個性を活かした粒ぞろいの映画ばかりで、この映画際でも歴史、家族、アクション、ラブストーリー、音楽……など様々なジャンルが集まっています。日本の皆さんに見てもらいたい映画ばかりですが、少なくとも今日来日した私たち8人の作品は必ず全部見てくださいね!」と来日組の作品を強調して明るくアピール。
初監督作『グローリア!』を引っ提げて来日したマルゲリータ・ヴィカーリオは、「日本とイタリアでは文化も違いますし100%理解はできないかもしれない、でも6日間続くこの映画祭が、そんな違いを楽しむ貴重な機会になればと思います。いろんなイタリア映画の世界に入り込んで楽しんでください」とメッセージを送った。
巨匠から若手まで、多種多様な14作品(新作13本&旧作1本)が一堂に会し、作り手たちの思いを感じながら、最新のイタリア映画の今を垣間見ることのできるイタリア映画祭。来日ゲストと触れ合いながら活気溢れる6日間になりそうだ。
イタリア映画祭 2024
▼東京会場
会期: 5 月 1 日(水)~5 月 6 日(月・祝)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町 2-5-1 有楽町マリオン 11 階)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館、チネチッタ/特別後援:イタリア共和国大統領/
後援:イタリア大使館
▼大阪会場
会期:5 月 18 日(土)~5 月 19 日(日)
会場:ABC ホール(大阪府大阪市福島区福島 1-1-30)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館-大阪、チネチッタ 特別後援:イタリア共和国大
統領/後援:イタリア大使館、イタリア領事館
※チケットはあさチケ(https://l-tike.com/st1/asahi-id-top-29)にて発売中。




