本当に怖いホラーはタイにある！　特集上映「怨念タイホラー カオマンガイナイト！」シネマート新宿で一夜限りの開催決定

タイのホラー映画の特集上映「怨念タイホラー カオマンガイナイト！」がシネマート新宿で11月23日(土)23:00より開催されることが決定した。一夜限りのオールナイト特集上映となる。

上映作品は故郷の村で夏休みに再会した6人の若者を襲う、黒魔術の恐怖を描いた『三眼ノ村 黒魔術の章』。そして、ホラー映画史上、最恐最悪のセクシー美魔女・パノーの壮絶すぎる過去が明らかになる『三眼ノ村 輪廻の章』。『哭声／コクソン』のナ・ホンジンが原案・プロデュースを手掛けた『哭声／コクソン』のアナザー・バージョンとも言える衝撃作『女神の継承』。3作に共通するのは、“呪い”と“怨念”。タイホラーの恐怖に慄く夜になること、間違いなしだ。

上映作品（上映順）

『三眼ノ村 黒魔術の章』(2005)
夏休みに、故郷の村に帰省した大学生のキムやポーら、5人の同級生たち。仲間で唯一、村に残った青年・タと、久しぶりの再会を果たす彼らだったが、タの弟は何者かに殺害され、父親は自殺。この2年間で彼を取り巻く環境は、大きく変わっていた。2年前、高校生だったキムたちは、美人教諭・パノーが体育教師・オーランと不倫していることを知り、盗撮を試みるが、オーランに気づかれてしまい、日々卑劣な懲罰を受け続けることになってしまう。そんなオーランに対し、キムたちは三眼の神を宿す霊媒師に依頼し、黒魔術による殺害計画を実行するのだが……。

監督：ローニン チーム
脚本：コンギアット・コムシリ、ヨサポン・ポルサップ、アートタム・トラクル、パシット・プラナジャン
出演：ハタイワン・ガームスコンタプーシット、ナモー・トーンガムヌート、ナパックパパー・ナークプラシット 他
2005年/タイ/DCP/102分 原題：ลองของ 日本語字幕：高杉美和 R15+
ⒸFIVE STAR PRODUCTION
※「ローニン・チーム（Ronin Team）」は世界一怖いホラー映画の製作を目的とした7人の監督ユニット

『三眼ノ村 輪廻の章』(2008)
5人の男女を襲った黒魔術の惨劇から遡ること、14年前――。少年・タの生みの親である母・ドゥアンは難病を患っていたが、夫や親戚と助け合いながら、幸せに暮らしていた。そんななか、ドゥアンの妹の家庭教師として、新人教師だったパノーが出入りするようになり、彼女の魔性の魅力に取り憑かれたタの父親は、ついには妻であるドゥアンを毒殺してしまう。それから13年後。ずっと娘の死を悲しんできたタの祖父は、娘を生き返らせる黒魔術を霊媒師・ディットに依頼。死人を蘇生させるには、実子であるタの祈祷が必要なため、高校を卒業したタが協力することになるのだが……。

監督：ローニン チーム(パシット・プラナジャン)
脚本：コンギアット・コムシリ、ヨサポン・ポルサップ
出演：ナモー・トーンガムヌート、ナパックパパー・ナークプラシット、
スパゴーン・ギッスワン 他
2008年/タイ/DCP/83分 原題：ลองของ2 日本語字幕：高杉美和 R18+
ⒸFIVE STAR PRODUCTION

『女神の継承』(2021)
小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないかーー。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。

監督: バンジョン・ピサンタナクーン
原案・プロデュース：ナ・ホンジン『チェイサー』 『哭声／コクソン』
出演: サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ・グルモンコルペチ、シラニ・ヤンキッティカン
2021年/タイ・韓国/タイ語/131分/カラー/1.78:1/5.1CH/原題：랑종/英題:THE MEDIUM /字幕翻訳:横井和子/R18
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