デイヴィッド・リンチ監督の最後の長編映画『インランド・エンパイア』が4Kリマスター化され、『インランド・エンパイア 4K』として2026年1月9日(金)より全国順次公開。このたび、メイキング特別映像が解禁された。
このたび公開された映像は、メイキングと、それに対応する本編シーンを交互に映し出した構成となっている。長年にわたりリンチ監督作品に多数出演してきたハリー・ディーン・スタントンに演技指導を行う様子や、ローラ・ダーン演じる主人公ニッキーが吐血する強烈なシーンについて、カメラマンに画角の指示を出し、ダーン本人に演技について具体的な指導を行う場面が収められている。

吐血する体勢やタイミング、回数に至るまで徹底的にこだわるリンチの姿からは、演出への執念がありありと伝わってくる。さらに、ダーンの顔面が泥をかぶったように黒く染まる印象的な仕上がりは、リンチ監督自身によるメイクアップであったことも本映像から明らかに。
そのほか、ロケ地を巡る様子や、ウィリアム・H・メイシーに電話でアナウンサー役の起用を打診する場面、撮影に使用された小型で機動性の高いデジタルビデオカメラ“SONY PD-150”を手に、自ら撮影しながら演出指示を出す姿も確認できる。本作が、監督・脚本にとどまらず、撮影、音楽、編集に至るまでリンチ自身が手掛けた、極めて濃密な一作であることを明確に示すメイキング映像だ。
まとめ(注目ポイント)
- 『インランド・エンパイア 4K』1月9日公開リンチ監督最後の長編が4Kリマスター化、2026年1月9日より全国順次公開。
- 吐血の回数まで指導するメイキング映像解禁ローラ・ダーンの吐血シーンで、監督が体勢やタイミングまで徹底的に演出する姿も。
- 監督自らメイクやカメラ撮影も担当ダーンへのメイクを施す姿や、ビデオカメラSONY PD-150を手に指示を出す様子が映る。
- 名優たちとの制作風景も収められるハリー・ディーン・スタントンへの指導や、ウィリアム・H・メイシーへの出演交渉場面も確認できる。
インランド・エンパイア 4K
2026年1月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
STORY
ハリウッド女優のニッキー・グレース(ローラ・ダーン)は、未完に終わったポーランド映画『47』のリメイク作『暗い明日の空の上で』に出演することになる。やがて共演者のデヴォン・バーク(ジャスティン・セロー)と映画さながらに不倫関係に陥り、映画の物語と自身の人生が交錯しはじめる。現実と虚構の境界は次第に失われ、ニッキーの精神は崩壊へと追い込まれていく。
出演:ローラ・ダーン ジェレミー・アイアンズ ジャスティン・セロー ハリー・ディーン・スタントン ウィリアム・H・メイシー ジュリア・オーモンド
ローラ・ハリング ナスターシャ・キンスキー ナオミ・ワッツ
監督・脚本:デイヴィッド・リンチ 製作:メアリー・スウィーニー デイヴィッド・リンチ
2006年/180分/アメリカ/原題:Inland Empire/カラー/ドルビーSRD/ビスタサイズ/4K 日本語字幕:林完治
配給:アンプラグド
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