フランスで社会現象的なヒットを記録した注目作『サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行』が 12月26日(金)より公開。このたび、わくわくのサマーキャンプを予感させる本編映像が解禁された。また、こっちのけんと、ジャルジャル福徳、吉田葵、ISOら各界の著名人から大絶賛のコメントが到着した。
国民の7人に1人がみたという2024年のフランスNo.1ヒット作『サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行』。大ヒットの裏には感動の物語だけでなく、観客の心を鷲掴みにするキャッチーな音楽とロケ地の魔法があった。このたび、映画を盛り上げる楽しい音楽と思わず息をのむ絶景のロケ地を捉えた本編映像が解禁された。
サマーキャンプの地へ向かうバスの中、わくわく気分そのままに音楽を流す障がい者施設の一同。施設の支援員であるマルクの選曲は全員から非難を浴び、入所者のひとりであるソソが代わってある曲を流すと、バスの中はたちまちノリノリに。呆気にとられる泥棒親子のパウロとラ・フレーズをよそに全員で大合唱しながら、バスは目的地を目指し大自然の道を進んでいく。




みんなが口をそろえて歌っている楽曲は、TikTokをきっかけにフランスで大バズりした「Clic clic pan pan」。ラッパーのYannsによって2021年に発表されフランスの若者の間で一大ブームを巻き起こした楽曲だが、昨年本作で使用されたことにより映画の大ヒットとあわせて人気が再燃。映画のアンセムとして多くの人に愛された。
さらに映画の大ヒットを生んだもう一つの理由は、青々とした緑が印象的な大自然の中のロケ地。撮影地となったのはフランス南東部、プロヴァンスにほど近いイゼール県ヴェルコール山脈の町。標高1200メートルの町にロケハンに訪れた監督のアルテュスは雄大な山々が織りなす素晴らしい風景に一目ぼれ。しかしサマーキャンプの宿として目星を付けたのは、電気も水も通っていない19世紀に建てられた納屋で、さらに納屋までの道は撮影機材を乗せた大型車は通れないような狭い道だったため、役場から唯一道を通れる除雪機を借りて機材を運んだという。大変苦労した撮影だったが、アルテュスが「ここしかない!」と直感した風景が見事に物語と調和し、心に焼き付いて離れない映像が生まれた。
そんな本作に癒された著名人からの応援コメントもあわせて解禁。アーティストのこっちのけんとは「“郷に入れば、郷が自分の中に根づく”感覚。そんな変化の温かさをこの映画が教えてくれました」、お笑い芸人であり映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の原作者としても知られるジャルジャルの福徳秀介は「笑いながら観ているのに、なんだか時々悲しくなる。(中略)最高の夏を過ごした人たちが素敵すぎた」、ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」や映画『PERFECT DAYS』に出演しダウン症俳優として活躍する吉田葵は「僕と同じ障害のあるみんなが出ていて、すごく嬉しい!僕もみんなと一緒にバスに乗ってヴァカンスに行きたい、ワイワイ盛り上がりたい!」、ライターのISOは「血の通ったキャラクターが誰も彼も愛おしく、勢いのあるユーモアに何度も声を出して笑っていた。(中略)2025年のクリスマス映画はこれだ!」とそれぞれ心温まる映画の魅力を言葉にしている。コメント全文・一覧は以下のとおり。
著名人コメント一覧(順不同/敬称略)
こっちのけんと/アーティスト
人間は本質こそ変わらないが、環境に触れれば少しずつ形を変え、気づけばその土地の空気や色に心まで染まっていく。“郷に入れば、郷が自分の中に根づく”感覚。そんな変化の温かさをこの映画が教えてくれました。
福徳秀介(ジャルジャル)/お笑い芸人
最高の夏を過ごすといいクリスマスがやってくるんだろうなぁ、なんて思っちゃったりして。
笑いながら観ているのに、なんだか時々悲しくなる。みんながいた場所に、みんながいなくなるだけで悲しかった。
最高の夏を過ごした人たちが素敵すぎた。
吉田葵/俳優
僕と同じ障害のあるみんなが出ていて、すごく嬉しい!僕もみんなと一緒にバスに乗ってヴァカンスに行きたい、ワイワイ盛り上がりたい!泥棒のふたりが最後に笑顔になったのが、何より幸せです☺︎
ISO/ライター
優しく幸福な余韻を残す、特別な何か<サムシング・エクストラ>を持った今年最高のコメディ。血の通ったキャラクターが誰も彼も愛おしく、勢いのあるユーモアに何度も声を出して笑っていた。ともすれば搾取的になりうる題材を、愛情深く誠実に活写したアルテュス監督の姿勢と手腕に感嘆。2025年のクリスマス映画はこれだ!
杏/女優
フランス映画ならでは!?のギリギリの笑い。
笑いは国境を超えてボーダーレスに届きます。
観終わった後は、みんなが愛おしくなりました!
みんなが誰かの特別な存在。
たとえ居場所がなかったとしても、きっとどこかにある!と思わせてくれる作品でした。
まとめ(注目ポイント)
- 仏No.1ヒット作が12月26日公開国民の7人に1人が鑑賞した『サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行』が、12月26日より日本で劇場公開。
- 大合唱する本編映像が解禁TikTokで話題の曲「Clic clic pan pan」をバスの中で全員が歌う歌唱シーンが公開された。
- 絶景ロケ地と撮影の裏側ヴェルコール山脈の納屋で行われた撮影では、機材搬入に除雪機を使用するなど苦労があったという。
- こっちのけんとら著名人がコメントジャルジャル福徳や俳優の吉田葵ら各界の著名人が、本作の笑いや温かさに賛辞を贈った。
サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行
2025年12月26日(金)全国ロードショー
STORY
宝石店に泥棒に入ったパウロ(アルテュス)とその父親(クロヴィス・コルニアック)。警察の追跡から逃げるふたりは、ひょんなことから障がい者とその支援員になりすまし、障がいを持った若者たちのサマーキャンプに身を隠すことに。とりどりの個性を持つ彼らとの笑顔にあふれたドタバタでにぎやかな日々は、やがてふたりの心をやさしく解きほぐしていく。しかし、そんなゆかいな逃避行も長くは続かず……果たして、泥棒親子の運命は⁉そして、彼らが見つけた本当の宝物とは――
■監督:アルテュス
■出演:アルテュス、クロヴィス・コルニアック、アリス・ベライディ、マルク・リゾ、セリーヌ・グルサール、アルノー・トゥパンス、マリ・コラン、テオフィル・ルロワ、ルドヴィク・ブール、ソフィアン・リブ、スタニスラス・カルモン、マヤヌ=サラ・エル・バズ、ボリス・ピトエフ、ギャッド・アベカシス、ティボー・コナン、バンジャマン・ヴァンドワル
■フランス公開:2024年5月1日 ■原題:Un P’tit Truc en Plus ■英題:A Little Something Extra
■配給:東和ピクチャーズ
© 2024 CINE NOMINE - M6 FILMS - AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINEMA - SAME PLAYER - KABO FILMS - ECHO STUDIO - BNP PARIBAS PICTURES - IMPACT FILM
公式サイト somethingextra-movie.jp
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