“映像の詩人”と名高いアンドレイ・タルコフスキー監督の特集上映「タルコフスキー特集2026/超域の映像」が4月4日(土)~10日(金)渋谷ユーロスペース、4月10日(金)~16日(木)アップリンク京都にて開催されることが決定した。あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁された。
長編監督作は7本と寡作だが、水、雨、光など自然を駆使した抒情的な作風により映像の詩人と呼ばれたアンドレイ・タルコフスキー監督。世界中に映画ファンを獲得しており、どの作品も長く愛され続けている傑作揃いだ。ソ連からフランスに亡命してわずか2年後の1986年、54歳で肺ガンによりパリで客死。今年は没後40年となる。
今回の特集上映では、長編第1作である『僕の村は戦場だった』デジタル・リマスター版や代表作『惑星ソラリス』デジタル・リマスター版など6作品を上映予定。各作品詳細は以下のとおり。

子どもの静かな横顔が印象的なポスタービジュアルには『惑星ソラリス』のワンシーンが用いられ、各作品のフッテージを用いた予告編は、タルコフスキーが描き出した“超感覚”とも言うべき空間へと誘う構成となっている。
上映予定作品
◆ローラーとバイオリン 1960年/カラー/46分
1961年ニューヨーク国際学生映画コンクール第一位
バイオリンが得意な少年サーシャは、近所の少年たちにいじめられているところを、労働者のセルゲイに助けられる。しかしサーシャの母親は快く思っていなかった…。アルベール・ラモリスの『赤い風船』に刺激された作品。

◆僕の村は戦場だった デジタル・リマスター版 1962年/モノクロ/94分
1962年ヴェネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞/1962年サンフランシスコ国際映画祭監督賞
第二次世界大戦下のソビエト。両親と妹をドイツ軍に殺され独りぼっちになり、復讐心に燃える12才の少年イワンは、パルチザンに協力し、危険をおかして敵の占領地域への偵察活動に従事するが…。

◆アンドレイ・ルブリョフ 1967年/モノクロ&カラー/182分
1969年カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞/1973年ジュシー賞(フィンランド)外国語映画賞他多数
15世紀初頭。ロシア最高のイコン画家アンドレイ・ルブリョフの生涯を描きながら、当時のロシア社会の真実に迫った意欲作。

◆惑星ソラリス デジタル・リマスター版 1972年/モノクロ&カラー/165分
原作:スタニスワフ・レム著「ソラリスの陽のもとに」1972年カンヌ国際映画祭審査員特別賞他多数
海と雲に覆われた惑星ソラリス。その海は理性を持つと科学者は考え、接触しようと試みるが失敗。宇宙ステーションは混乱に陥り、地上との交信は途切れる…極限状態の人間の心に焦点を当て、哲学的命題を投げかける。

◆鏡 1975年/カラー/110分
タルコフスキーの自伝的要素の濃い作品。家族の許から去った父。母の職場の同僚の死。第二次世界大戦、文化大革命、中ソ国境紛争など、激動の世界情勢を通し心象風景が形づくられる。

◆ストーカー 1979年/カラー/163分 原作:ストルガツキー兄弟「路傍のピクニック」
1980年カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞/1983年ファンタスポルト映画祭観客審査員賞
隕石でも落ちたのか大地に突然現れた空間(ゾーン)には〈願掛けの部屋〉がある…作家と科学者は〈ストーカー〉と呼ばれる案内人に導かれ、危険なゾーンへと向かった。

まとめ(注目ポイント)
- 特集上映「タルコフスキー特集2026/超域の映像」が開催4月4日より渋谷ユーロスペース、4月10日よりアップリンク京都にて“映像の詩人”の特集上映が開催。
- 『惑星ソラリス』など珠玉の6作品を一挙上映長編第1作『僕の村は戦場だった』や代表作『惑星ソラリス』のデジタル・リマスター版を含む計6作品を上映。
- 没後40年を迎える名匠の圧倒的な映像美水や光を駆使した抒情的な作風で知られる名匠。1986年に54歳で客死した彼の没後40年企画。
- 超感覚へと誘うポスタービジュアルと予告編解禁『惑星ソラリス』の横顔を配したポスターと、全6作品のフッテージからなる超感覚的な予告編が新たに到着。
タルコフスキー特集2026/超域の映像
2026年4月4日(土)~10日(金)渋谷ユーロスペース、4月10日(金)~16日(木)アップリンク京都にて開催
配給:パンドラ




