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ジャン=リュック・ゴダール監督によるヌーヴェル・ヴァーグの金字塔『勝手にしやがれ』(4Kレストア版)と『気狂いピエロ』(2Kレストア版)の2本が連続上映されることが決定した。『勝手にしやがれ』が7月24日(金)より、『気狂いピエロ』が7月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺ほかにて公開される。あわせて、フランスの伝説的な写真家レイモン・コシェティエが撮影した場面写真を使用した『勝手にしやがれ』日本版ポスターと、新たな『気狂いピエロ』の日本版ポスターが公開された。

米ゴールデングローブ賞では作品賞にノミネートされ、米タイム誌が2025年の年間1位に選んだ、名匠リチャード・リンクレイター監督作『ヌーヴェルヴァーグ』が、7月に全国公開される。この映画は、1950年代から60年代にかけて映画を革命的に変革したフランスのヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)を象徴し、ジャン=リュック・ゴダール監督をその旗手に押し上げた映画『勝手にしやがれ』の制作過程を追っている。『ヌーヴェルヴァーグ』を観れば『勝手にしやがれ』、そしてヌーヴェル・ヴァーグの最高到達点といえる『気狂いピエロ』を体験したくなるはず。今回の連続上映は、初めての人も何度も見てきた人も、劇場に足を運び、その本物を堪能できる貴重な機会となる。

上映素材は、『勝手にしやがれ』は製作から60周年を記念し、『気狂いピエロ』は50周年を記念し、可能な限りのレストアが施された決定版となる。

映画の革命を成し遂げた戦士たちはこの10年のうちに次々と旅立った。撮影のラウール・クタールは2016年、アンナ・カリーナは2019年、ジャン=ポール・ベルモンドは2021年、そしてゴダールは2022年にそれぞれ帰らぬ人となった。また字幕翻訳に死力を尽くした寺尾次郎も2018年に逝去している。今回『勝手にしやがれ』のポスターは、フランスの伝説的な写真家レイモン・コシェティエが撮ったスチル写真を夫人の許諾を得て使用。コシェティエ自身もベルモンドと同じく2021年に亡くなった。

「新しい波」とは何だったのか。20世紀後半から今日に至るまで、映画のみならず文化全体に比類なき波状効果を及ぼしたその核心を、自らの五感で確かめることができる。

今回の新たな『勝手にしやがれ』日本版ポスターは、コシェティエ夫人がポスターの出来栄えを大変気に入り、パリのフランス国立図書館リシュリュー館に寄贈されることになっている。

作品概要

 『勝手にしやがれ』(4Kレストア版)

●ストーリー
自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、咄嗟に車中にあった拳銃で警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。金を調達し二人でイタリアへ逃れようとする男と記者になる夢をかなえようとする女の行く末は…。

●キャスト:
ジャン=ポール・ベルモンド Jean-Paul BELMONDO  ミシェル・ポワカール(別名ラズロ・コヴァックス):
ジーン・セバーグ Jean SEBERG  パトリシア・フランキーニ
ダニエル・ブーランジェ Daniel BOULANGER  ヴィダル刑事
ジャン=ピエール・メルヴィル Jean-Pierre MELVILLE  作家パルヴュレスコ
アンリ=ジャック・ユエ Henri-Jacques HUET  アントニオ・ベルッチ
ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc GODARD  密告者

●スタッフ:
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダールJean-Luc GODARD
製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール Georges de BEAUREGARD
原案:フランソワ・トリュフォー Francois TRUFFAUT
監修:クロード・シャブロル Claude CHABROL
撮影:ラウール・クタール Raoul COUTARD
音楽:マルシャル・ソラル Martial SOLAL

字幕:寺尾次郎
1960年(2020年4Kレストア版)/フランス/90分
© 1960 STUDIOCANAL - Société Nouvelle de Cinématographie – ALL RIGHTS RESERVED.


『気狂いピエロ』(2Kレストア版)

●ストーリー
フェルディナン(ベルモンド)は、金持ちの妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシッターがやって来る。彼女はなんと、かつての恋人マリアンヌ(カリーナ)だった。パーティを抜け出し、1人で帰宅したフェルディナンは、彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝目覚めると、彼女の部屋に、首に鋏を突き立てられた男の死体が…。

●キャスト:
ジャン=ポール・ベルモンド Jean-Paul BELMONDO  フェルディナン・グリフォン(ピエロ)
アンナ・カリーナ Anna KARINA  マリアンヌ・ルノワール
グラツィエラ・ガルヴァーニ Graziella GALVANI  フェルディナンの妻マリア
ダーク・サンダース Dirk SANDERS  マリアンヌの兄レッド
サミュエル・フラー Samuel FULLER  アメリカの映画監督
ジミー・カルービ Jimmy KAROUBI  小男
レイモン・ドボス Raymond DEVOS  港の男
ラズロ・サボ Laszlo SZABO  政治亡命者ラズロ・コヴァックス
ロジェ・デュトワ Roger DUTOIT  ギャング
ハンス・メイヤー Hans MEYER  ギャング
ジャン=ピエール・レオー Jean-Pierre LEAUD  映画館の若い観客

●スタッフ:
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc GODARD
製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール Georges de BEAUREGARL、ディノ・デ・ラウレンティス Dino de LAURENTIIS
原作:ライオネル・ホワイト Lionel WHITE
撮影:ラウール・クタール Raoul COUTARD
美術:ピエール・ギュフロワ Pierre GUFFROY
音楽:アントワーヌ・デュアメル Antoine DUHAMEL

字幕:寺尾次郎
1965年(2015年2Kレストア版)/フランス/110分
© 1965 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS       

まとめ(注目ポイント)

  • ジャン=リュック・ゴダールの名作2本が連続上映ヌーヴェル・ヴァーグの金字塔『勝手にしやがれ』と、その最高到達点『気狂いピエロ』が今夏スクリーンに蘇る。
  • 可能な限りの修復を施した美麗なレストア版60周年を記念した『勝手にしやがれ』は4K、50周年を記念した『気狂いピエロ』は2Kの決定版素材で上映。
  • R・リンクレイター監督の話題作公開と連動『勝手にしやがれ』の制作過程を追った新作『ヌーヴェルヴァーグ』公開のタイミングに合わせ、伝説の核心を五感で体感できる貴重な機会。
  • 仏・国立図書館に寄贈される新ポスターも解禁今は亡き伝説の写真家レイモン・コシェティエが撮影したスチルを使用。次々と旅立った映画の革命戦士たちへの哀悼を込めた貴重なビジュアル。
上映情報

勝手にしやがれ
2026年7月24日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺 他にて上映

気狂いピエロ
2026年7月31日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺 他にて上映

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