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第97回アカデミー賞の国際長編映画賞のイラク代表作品『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』が8月7日(金)より全国公開。このたび、ITARU(龍宮城)、カカロニすがや&栗谷(お笑い芸人)、アンプティサッカー日本代表選手など各界の著名人より熱いコメントが到着した。あわせてアザーポスター3種が解禁された。

戦争という不条理な現実によって左脚の一部を失いながらも、リオネル・メッシへの憧れと「サッカーへの情熱」を胸に立ち上がる少年の姿を描いた『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』。今回、映画を一足早く鑑賞した各界の著名人12名より、絶賛のコメントが到着した。

アハマド アルアザウィ(駐日イラク共和国大使館 参事官、文化担当官)は「家族の愛に支えられ、サッカー場という自由な空間で再びたくましく生きようとするその姿は、痛烈で、そして力強い。」と、祖国のリアルと主人公の不屈の魂に寄り添う言葉を寄せた。また、主人公ハムディと同じく、主に上肢または下肢の切断障がいを持った人々により行われる「アンプティサッカー」に携わる当事者たちからも熱い共感の声が殺到。日本にアンプティサッカーを広めたパイオニアであるエンヒッキ・松茂良・ジアス選手(アンプティサッカー日本代表)は「サッカーは単なるスポーツではなく、困難に直面したときに前を向く力を与え、どんなに大きな壁でも乗り越えようとする勇気と希望を与えてくれる存在だと強く感じました」とサッカーというスポーツが持つ力を再認識し、高橋良和選手(アンプティサッカー日本代表キャプテン、FC ALVORADA所属)は「何もない環境の中でも、杖を使いながら大好きなサッカーを諦めず挑戦し続けるハムディの姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれる」とエールを送る。

さらに、自身も高校まで強豪校でサッカーに打ち込んでいたアーティスト・ITARU(龍宮城)は「主人公ハムディの真っ直ぐな心と両親の愛に心を動かされました。決して現実逃避ではない前を向いて生きていくための未来を自分自身で選択していきたいと思いました。」と力強く語り、サッカー愛好家芸人としてW杯や国内外のサッカーシーンを熱く追い続けるカカロニ すがや(お笑い芸人)は「戦火における希望の光とはこうも小さく、細いのかと。そんな小さな光を辿って生きていくのかと、戦争を憎まずにはいられない」と、カカロニ 栗谷(お笑い芸人)は「そして今もなお世界で起こっている戦争が一刻も早く終わる事を祈っています。」とそれぞれ胸をしめつけられた想いを明かした。

映画『LOST LAND/ロストランド』監督の藤元明緒(映画作家)は「いつまでも心に残る、忘れ難い作品だ。」と評した。そのほかイラクにルーツを持つ国山ハセン(元TBSアナウンサー)をはじめ、坂本美雨(ミュージシャン)や川治寛正(日本アンプティサッカー協会審判委員会)、クラーク志織(イラストレーター/ライター)、ISO(ライター)ら多様な視点から著名人たちのコメントが勢揃いした。コメント全文は記事下にて。

あわせて、本作の深遠な世界観とテーマ性を象徴するアザーポスター3種が解禁。1枚目は、戦争の不条理な爪痕が深く刻まれ、足元には地雷すら潜む荒涼とした空き地に、杖をつきながらポツリと1人佇むハムディを捉えた静かな衝撃を放つビジュアル。

2枚目は、顔に痛々しい血を滲ませながらも、運命に屈しない強く澄んだ眼差しでこちらを真っ直ぐに見つめるハムディの表情を捉えたインパクト溢れるカット。

そして3枚目は、憧れであるバルセロナ時代のリオネル・メッシ選手のユニフォームを身に纏い、満面の笑顔で力強くガッツポーズを掲げる希望に満ちた姿だ。戦火のただ中を生きる11歳の少年の「過酷な現実」と「決して消えない希望」という、相反するリアルな表情を克明に切り取った3種のビジュアルは、観る者の心を強く揺さぶる必見の仕上がりとなっている。

著名人コメント全文(五十音順・敬称略、全12名)

イラク戦争下の不条理に日常を奪われながらも、少年がサッカーを通して見出す精神的な成熟と、⼼の輝きを鮮やかに捉えた傑作だ。
2009年のバグダッド、戦闘に巻き込まれて片足を失うという決定的なハンディキャップを背負った少年は、過酷な現実のなかで一度は居場所を失ってしまう。
しかし、家族の愛に支えられ、サッカー場という自由な空間で再びたくましく生きようとするその姿は、痛烈で、そして力強い。
無慈悲な世界に抗い、一本の足で立ち上がろうとする少年の不屈の意志が、観る者の心を激しく揺さぶる。
アハマド アルアザウィ(駐日イラク共和国大使館 参事官、文化担当官)

『スタンド・バイ・ミー』の冒険のような無垢さで、少年たちが地雷原をゆく恐ろしさ。それぞれの正義を掲げる争いの裏側で、常に最も酷く傷つけられ、犠牲となるのは子どもであることを忘れてはならない。『大統領のケーキ』に続き、イラクに残る歴史の深い傷跡を子どもの目線から辿りながら、なおも力強く生きる人々を照らす秀作。
ISO(ライター)

目を背けたくなるほどの現実と
その目から溢れんばかりの希望。
今を選ぶことが出来なくても
未来を願うことは出来る。
主人公ハムディの真っ直ぐな心と両親の愛に
心を動かされました。
決して現実逃避ではない
前を向いて生きていくための未来を
自分自身で選択していきたいと思いました。
そして、
沢山の人から愛されている
サッカーというスポーツの偉大さに
改めて気づくことができました。
ITARU(龍宮城)

『バグダッド・メッシ』を通して、サッカーには国や社会情勢、経済的な環境を超えて、世界中のどんな場所にも人々をつなぐ力があることを改めて実感しました。そして、サッカーは単なるスポーツではなく、困難に直面したときに前を向く力を与え、どんなに大きな壁でも乗り越えようとする勇気と希望を与えてくれる存在だと強く感じました。とても心に残る作品でした。
エンヒッキ・松茂良・ジアス(アンプティサッカー日本代表)

お笑いの仕事をしたり、休日にサッカーをしたり、家族や仲間と笑い合えたりしているのも平和であるという大前提で成り立っていることなんだなと、この映画を観て改めて痛感しました。
自分自身子供が産まれたばかりなので、色々と感情移⼊してしまい辛かったです。
この映画を観て、こういう映画が産まれない世の中になればいいなと思いました。
そして今もなお世界で起こっている戦争が一刻も早く終わる事を祈っています。
カカロニ 栗谷(お笑い芸人)

⼀人の父として、平和な国に生まれたものとして、W杯で世界中の色んな国、文化、宗教の仲間と盛り上がってきたサッカーファンとして、胸が苦しくなる描写が多いです。
あらすじでは希望を胸に立ち上がるという締めくくりをされていますが、戦火における希望の光とはこうも小さく、細いのかと。
そんな小さな光を辿って生きていくのか、と、戦争を憎まずにはいられません。
カカロニ すがや(お笑い芸人)

アンプティサッカーに携わっていて、海外の選手の中には、戦争や地雷で足を切断した選手もいるという話をよく耳にしていました。なかなか実感はなかったがこの映画を見てそういった選手もいるのだとより実感しました。
改めて、何らかの理由で足を失ってしまった人にもアンプティサッカーはとても魅力的なスポーツであると思うので、これからもアンプティサッカーの発展に少しでも貢献してきたいと感じました。
川治寛正(日本アンプティサッカー協会審判委員会)

子供には夢や希望を持つ権利があります。サッカーを愛するものとして、1人の父親として、しばらく涙が止まりませんでした。同時にイラクにルーツがあるものとして、これを「伝えなければいけない」という使命感が芽生えました。どうか遠い国の事と思わないで下さい。これが戦争の現実です。私はバグダッド・メッシを忘れない。
国⼭ハセン(元TBSアナウンサー)

鑑賞後にこの映画の世界から抜け出せても、世界各地で戦争が続いているという地獄の現実からは抜け出せない。ハムディの世界は大人が作り出した世界だ。わたしたち大人が、戦争は仕方のないこと、と言い続けたら、戦争はずっとずっとなくならない。11歳のハムディの毎日が、ただただサッカーとハグで溢れるような、そんな世界がほしい。だからやっぱり大きな声で言い続けたい。戦争反対。
クラーク志織(イラストレーター/ライター)

一瞬にして奪われた、当たり前の日常も、夢も。
生きようとする少年ハムディの瞳を、この先の人生で何度も何度も思い出すだろう。
そしてそのたびに、自分が間接的にも夢を奪う側に立っていないか、自分の生活もこの少年とどこかでつながっているのだと確認する。
坂本美雨(ミュージシャン)

ハムディが突然片足を失い、「足を返して」と口にした場面は、とても胸に響きました。私自身も事故で片足を失いましたが、アンプティサッカーに出会うことができました。何もない環境の中でも、杖を使いながら大好きなサッカーを諦めず挑戦し続けるハムディの姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれる作品だと感じました。
高橋良和(アンプティサッカー日本代表キャプテン、FC ALVORADA所属)

「一度失ったものは二度と戻らない」では、なぜ私たちはその空白にカメラを向けるのだろうか。いつまでも心に残る、忘れ難い作品だ。
藤元明緒(映画作家)

まとめ(注目ポイント)

  • 『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』8月7日公開『バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年』が2026年8月7日より全国公開。第97回アカデミー賞国際長編映画賞イラク代表作品。
  • 著名人12名が作品を絶賛ITARU(龍宮城)、カカロニ、アンプティサッカー日本代表選手ら各界12名が、作品への思いを寄せたコメントを発表。
  • アンプティサッカー関係者も共感戦争や地雷で片足を失った人々の現実と、サッカーが与える勇気や希望について、当事者ならではの視点から言葉が寄せられた。
  • アザーポスター3種を公開戦争の傷跡、ハムディの強い眼差し、メッシのユニフォーム姿という対照的な3種のビジュアルを一挙解禁。
作品情報

バグダッド・メッシ 片足のサッカー少年
2026年8月7日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

STORY
2009年、イラク戦争下のバグダッド。メッシに憧れる11歳の少年ハムディは、仲間たちと泥だらけのサッカーボールを日々追いかけていた。しかし、一瞬の爆撃に巻き込まれ、目覚めたときには、片足を失っていた。夢も自由も奪われ、さらにアメリカの警備会社で通訳をする父を憎む者に家を焼かれてしまった一家は辺境の村へ逃れる。片足を理由に地元のサッカーチームから拒絶され、何もかもが変わってしまった世界で居場所を見失うハムディだったが、閉ざされた少年の心を両親の愛が動かし、もう一度夢を見るために一本の足でも立ち上がろうとする。しかし、戦争という無慈悲な現実はなおも容赦なく彼らに襲いかかる――。

監督:サヒム・オマール・カリファ
出演:アフマド・モハメド・アブドラ、ザフラー ・ガンドゥール、アセール・アデル

2023年|イラク、ベルギー、オランダ合作|アラビア語、クルド語|84分|シネスコ|カラー|5.1ch|原題 Baghdad Messi|日本語字幕 長夏実|後援 イラク共和国大使館|提供 ハーク|配給 Elles Films

© A Team Productions | Column Film | 10.80 Films | Macgyver

公式サイト baghdad-messi.jp

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