ティム・ロスとクライヴ・オーウェン共演、『レッド・バイオリン』のフランソワ・ジラール監督最新作『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』の予告編が解禁された。「ヴァイオリンの貴公子」ともいわれる21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェンによる演奏も必聴だ。

音楽とミステリーが融合した本作は、まさに名匠フランソワ・ジラール監督の手腕が生かされた作品

第二次世界大戦下のロンドン。9歳で出会い、ともに育った同い年のマーティンとドヴィドル。やがて将来有望なヴァイオリニストとして成長したドヴィドルは、デビューコンサートの日に忽然と姿を消した―。 35年の月日を経てその真相を追求するマーティンに待ち受ける衝撃の真実とは?

メガホンをとったのは『レッド・バイオリン』『シルク』の名匠フランソワ・ジラール。アカデミー賞®ノミネート俳優ティム・ロスとクライヴ・オーウェンが豪華競演。ブルッフ、バッハ、ベートーヴェン、パガニーニなどのクラシック楽曲とともに紡ぐハワード・ショアの音楽、そして21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェンによる演奏。美しい旋律に導かれてロンドン、ワルシャワ、ニューヨークを巡る、極上の音楽ミステリーが誕生した。

今回解禁された予告編は、賑わったコンサート会場で演奏を楽しみに待つ人々の様子など、笑顔溢れる華やかなシーンから始まる。

しかし温かい雰囲気も束の間、“どこにもいない”という一言から状況は一変。報告を受けた正装姿の男性は青ざめる。輝かしいデビューを飾るはずだったヴァイオリニストが行方不明になったのだ。

「僕が見つける」と決意をしたマーティン(ティム・ロス)が姿を消した幼馴染の影を訪ね歩く中で、ドヴィドル(クライヴ・オーウエン)を知る人々と出逢い、手がかりを集めていく。ロンドン・ワルシャワ・ニューヨークと、色とりどりの景色にまるで観客も世界を旅しているかのような気持ちになるだろう。

予告編を通して印象的に使われているのはヴァイオリンの音色。本作の楽曲を演奏しているのは21世紀を代表するヴァイオリニスト、レイ・チェン。この音色が導かれるように切り替わる映像と相まって、波欄の展開を予想させる。

音楽とミステリーが融合した本作は、まさに名匠フランソワ・ジラール監督の手腕が生かされた作品となっている。オスカーノミネート俳優ティム・ロス×クライヴ・オーウェンの円熟味溢れる演技、そして映画初出演にして幼少期のドヴィドル役を演じた、ウェールズ国立青年オーケストラ所属の最年少メンバーであるルーク・ドイルのフレッシュな魅力にも注目。「彼はなぜ姿を消したのか?」深まる音楽ミステリーに目が離せない。

予告編にあわせて、本編より場面写真4点を新たに解禁。幼少期のドヴィドル(ルーク・ドイル)が避難所で大人の視線を浴びながらも凛とした表情でヴァイオリンを弾き、それを傍から見守る幼少期のマーティンの様子や、失踪した幼馴染を見つけるための手がかりを求めて路上ミュージシャンに聞き込みを行っているマーテイン(ティム・ロス)の姿などを見て取ることができる。兄弟のようにいつも一緒に過ごしていた二人に突如訪れた35年の空白、そしてその先に待ち受けていた真実とは…。

『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』は12月3日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開。

作品情報

天才ヴァイオリニストと消えた旋律
2021年12月3日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開

監督:フランソワ・ジラール(『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』、『シルク』、『レッド・ヴァイオリン』)
脚本:ジェフリー・ケイン
製作総指揮:ロバート・ラントス(『手紙は憶えている』、『イースタン・プロミス』)
音楽:ハワード・ショア(『スポットライト 世紀のスクープ』、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ)
ヴァイオリン演奏:レイ・チェン
出演: ティム・ロス(『海の上のピアニスト』)
クライヴ・オーウェン(『クローサー』、『私が愛したヘミングウェイ』)
ルーク・ドイル(National Youth Orchestra of Walesの最年少メンバー。本作が映画初出演)
ミシャ・ハンドリー(『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』、Netflix「ザ・ストレンジャー」)
キャサリン・マコーマック(『ブレイブハート』)

2019 年|イギリス・カナダ・ハンガリー・ドイツ|英語・ポーランド語・ヘブライ語・イタリア語|113 分|字幕翻訳:櫻田美樹|映倫区分:G(一般)原題:The Song of Names

配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ

© 2019 SPF (Songs) Productions Inc., LF (Songs) Productions Inc., and Proton Cinema Kft

作品公式HPページ: https://songofnames.jp

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