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ロンドンに拠点を置くフランス人監督が日本前衛芸術の軌跡を追ったドキュメンタリー『日本前衛派の開拓者』が11月7日(土)より全国順次公開。このたび、横尾忠則、森山大道、田名網敬一、寺山修司、荒木経惟が創作について語る貴重な本編映像5本が一挙解禁された。

今回解禁されたのは、戦後日本で独自の表現を切り拓いた巨人たち、横尾忠則、森山大道、田名網敬一、寺山修司、荒木経惟の5人の発言を収めた本編映像。

横尾忠則は「東京へ出てきた時に、細江さんが三島さんの「薔薇刑」を作るというニュースを聞いて、僕はそこに飛び込んだわけです。それが僕と三島さんとの出会いのきっかけになったわけですよね。その後三島さんのエッセイとか、本の装丁とか、演劇ポスターを頼まれるようになった」と作家・三島由紀夫との出会いを語っている。

森山大道は「僕の場合はある意味テレビの画面も町に貼ってあるポスターとか、あらゆる物は僕にとって同じなんだよね。特にテレビのブラウン管を撮る事にそんなに意味があるわけではなく、僕にとっては視点のひとつですから、街をスナップする、車を撮る、人を撮る、テレビを撮る、ポスターを撮る、映画のスクリーンを撮る、全部一緒と思ってるんで」と創作の秘密を語っている。

田名網敬一は、「若い時は死なんていうものをそれほど考えないけれども、年齢を経ていくごとに、死は身近な存在としてあるじゃないですか。考えないように思っても、やっぱり絵を描く時に、死の問題というのはどうしてもキャンバスの中に出て来てしまうんですよね。だから逆に僕はそれが人間の真の姿なんで、それはそれでおもしろいなと僕は思うんですよね」と語る。

寺山修司は「『疫病流行記』っていうのは、客席の中にカーテンをたくさん設けて、見えたり見えなくなったりするという。観客が丁度魔法陣のようにいくつかに区切られた空間の中で、Aの座席にいる人と、Aの部屋にいる人とは、見るものが全く違ってみえる。それぞれが自分たちの見えなかった部分を含めて空想で組み立てて成り立っていく」と語る。

荒木経惟は「今、生と死の関係でずっと撮ってるけど。わざとね、あの世に行って撮ってると設定して、自分で。結局遊んでいるんだろうけど。死に関するものが自分の記憶として写真には残っている。それと一番孤独感がつい出ちゃってるのが惹かれて、記憶に残ってる」と語っている。

本作は、ロンドンを拠点に活躍するフランス人監督アメリー・ラヴァレックが6年の歳月をかけ、横尾忠則、田名網敬一、細江英公、森山大道、荒木経惟、川田喜久治、石内都ら当事者へのインタビュー、寺山修司や土方巽らの膨大なフッテージ動画・画像を駆使することで、戦後日本の前衛芸術の本質を浮かび上がらせた新作ドキュメンタリー。公開初日の11月7日(土)には、シアター・イメージフォーラムにてアメリー監督による舞台挨拶が行われる予定。

まとめ(注目ポイント)

  • 『日本前衛派の開拓者』11月7日(土)公開戦後日本の前衛芸術の軌跡を追うドキュメンタリー。渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
  • 芸術家5人の本編映像が一挙解禁横尾忠則、森山大道、田名網敬一、寺山修司、荒木経惟の証言を収めた映像5本。
  • 創作の原点や生と死への思いを語る横尾忠則は三島由紀夫との出会いを、田名網敬一は創作と死の関係を振り返る。
  • 公開初日にアメリー監督が舞台挨拶6年をかけて製作したアメリー・ラヴァレック監督が、11月7日に渋谷で登壇予定。
作品情報

日本前衛派の開拓者
2026年11月7日(土)より渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

監督:アメリー・ラヴァレック
出演:横尾忠則、田名網敬一、細江英公、森山大道、荒木経惟、川田喜久治、石内都、寺山修司、土方巽、大野一雄、他

2025年/イギリス・フランス/105分/16:9/2.0ch
字幕:林かんな 原題:JAPANESE AVANT-GARDE PIONEERS

©Circle Time Studio, 2025

配給 オンリー・ハーツ
オンリー・ハーツ創立35周年記念ドキュメンタリー映画 ⑥

公式サイト http://zenei.onlyhearts.co.jp

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