10月15日(金)に日本公開が予定されているSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』。その続編では主人公がティモシー・シャラメ演じるポールからゼンデイヤ演じるチャニに移るようだ。監督のドゥニ・ヴィルヌーヴがその構想を明かしている。

ゼンデイヤ
"141689_6258" by Walt Disney Television is licensed under CC BY-ND 2.0
「『DUNE』第2部の撮影が待ち遠しいです」

『DUNE/デューン 砂の惑星』は『ブレードランナー 2049』『メッセージ』などの鬼才監督ドゥニ・ヴィルヌーヴがフランク・ハーバートのSF小説『デューン』を映画化するアクション・アドベンチャー超大作。

主人公ポールを『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメを演じ、 『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チャニを演じる。 またレベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルドといったオールスターキャストが勢ぞろいしている。

本作は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』と同じく2部作構想とされ、 今回の作品では原作の前半部分を描くといわれている。

ヴィルヌーヴ監督によれば、本作に続く『DUNE/デューン』第2部では、シャラメ演じるポールに代わって、ゼンデイヤ演じるチャニが物語の主役になるという。イタリアの雑誌「Il Venerdì di Repubblica」のインタビューに応じた監督は次のようにコメントした。

「ティモシー・シャラメとゼンデイヤが再共演する『DUNE』第2部の撮影が待ち遠しいです。次章ではゼンデイヤが主人公になることがわかっていますから」

原作に忠実に描かれるならば、続編では砂漠に逃げ込んだポールが救世主として立ち上がる姿が描かれることになる。となると、ポールが主人公ではなくなるというよりは、ポールとチャニがW主人公のような形になるか、物語の視点がチャニに移るという意味かもしれない。前編ではゼンデイヤの出番がそれほど多くないとも言われており、後編で彼女の真価がより発揮されることになりそうだ。

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