公開36周年を迎えたSF映画の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマイケル・J・フォックスが共演者である“ドク”ことクリストファー・ロイドとの再会写真をSNSで公開した。久しぶりに実現した夢の2ショットにファンから歓喜の声が寄せられている。

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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は1985年7月に全米公開された、説明不要のSF映画の金字塔。高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)が、友人の科学者“ドク”(クリストファー・ロイド)が発明したタイムマシン「デロリアン」に乗って30年前にタイムスリップし、誤って変えてしまった両親の運命を修正し、元の時間に戻るために大冒険を繰り広げる。当時「フューチャー現象」と呼ばれるブームを巻き起こし、「人生でもっとも好きな映画」にあげるファンが今も多い不朽の名作だ。
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮 、ロバート・ゼメキス監督によるこの作品は、その後89年に続編が、90年に3作目が公開され、アニメ化やゲーム化、アトラクション化などもされ、様々な形で愛されている。
今年の7月、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は公開36周年を迎えたが、それを祝福するようにフォックスはロイドとの2ショット写真をインスタグラムで公開。写真はふたりがゴルフカートの後部座席から後ろを振り向いているもので、「#backtothefuture」のハッシュタグが添えられている。
ふたりが乗っているのはゴルフカートではあるものの、まるでこのまま未来・過去へ旅立ちそうな夢の2ショットにファンも大興奮。「ふたりとも大好き!」「あなたたちとの出会いは私の人生の中で最も素晴らしい日でした」「ゴルフカートでタイムマシンを作った?」「バック・トゥ・ザ・フューチャー4? 」といった様々なコメントが寄せられている。
これだけの人気作ゆえに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』新作を見たいというファンの声は根強いが、権利を持つロバート・ゼメキス監督がリブートやリメイクはすべて阻止すると断言しているため実現は難しそう。この名コンビの新たな冒険が見られないのは寂しい部分もあるが、「このままがいい」と願うファンも一方では多いかもしれない。