現在開催中の第78回ベネチア国際映画祭では、ニコラス・ホルトら多くのメンズセレブたちもレッドカーペットでジョルジオ アルマーニのタキシードスーツを着用。それぞれの個性が色濃く表れる男性のレッドカーペットルックにも注目だ。
『ペイン・アンド・グローリー』などのスペインを代表する俳優、アントニオ・バンデラスは体にぴったりとフィットするGIORGIO ARMANIのタキシードスーツをセレクトし、超王道スタイルで登場。ピークトラペルのタキシードスーツに白シャツ、ブラックタイ、というタイムレスな着こなしを披露した。

Netflixオリジナルドラマ『アウターバンクス』でブレーク中のチェイス・ストークスは王道スタイルをセレクトしながらも、ファッション性を全面に打ち出したスタイルをセレクト。ダブルスタイルのジャケットはウエストシェイプが美しいジョルジオ アルマーニの1着。パンツの丈をやや短めに仕立て、シューズとパンツの間に素肌をのぞかせることで着こなしに抜け感をプラスした。

今回のレッドカーペットでのスーツの着こなしでひときわ個性を放っていたのは『ラストナイト・イン・ソーホー』を携えて来場したマット・スミス。80年代ムードを強く感じさせるようなGIORGIO ARMANIのビッグシルエットのジャケットとパンツをセレクト。インナーには光沢のあるブルーカラーのシャツを入れ、ファッション上級者の着こなしを披露した。

アンジェリーナ・ジョリーと共演した『モンタナの目撃者』が日本公開されたばかりのニコラス・ホルトは、190センチの長身を生かし、ベルベット素材のシンプルな1着をセレクト。インナーにはマオカラーの同色シャツを入れ、なるべく装飾を省いたコーディネートで登場。スタイルの良さを活かしたシンプルなコーディネートで、着る人自身のプロポーションの美しさを全面にアピール。

正統派なスタイルでありながらもどこか余裕を感じさせるのは『人生スイッチ』『笑う故郷」などのアルゼンチン俳優オスカル・マルティネス。1ボタンの正統派タキシードスーツの下に、襟付きの白シャツを合わせるベーシックなコーディネートながら、ノータイ&首元のボタンを開けて着用することで、ベテラン俳優らしい余裕を感じさせている。

シンプルなスーツスタイルこそ、着る人の個性が全面に現れる興味深いアイテム。着る人自身の個性を失わず、着る人自身が主役となるようなアイテムを多く生み出しているジョルジオ アルマーニ。世界のセレブリティたちにアルマーニのスーツが愛される理由の1つは「着る人の個性を決して消さない洋服だから」だと言われている。今年のベネチア国際映画祭でも、一人一人の個性に寄り添いながら、ジョルジオ アルマーニのスーツがレッドカーペットに連日登場している。
アルマーニ オフィシャルサイト: https://www.armani.com
オフィシャルサイト内商品ページ: https://onl.tw/r9MtkDk