DC映画『ブラック・アダム(原題)』で主演を務めるドウェイン・ジョンソンは、DCとマーベルのクロスオーバー映画を最終的に実現できると考えているという。ジョンソンは新作Netflix映画『レッド・ノーティス』で、デッドプール役で知られるライアン・レイノルズ、ワンダーウーマン役で知られるガル・ガドットと共演している。

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DC映画『ブラック・アダム(原題)』 は、後にスーパーヒーロー「シャザム」の宿敵となるアンチヒーロー、ブラック・アダムを描く作品。ブラック・アダム役をジョンソンが演じ、『ジャングル・クルーズ』でもジョンソンと組んだジャウム・コレット=セラが監督を務める。
『ブラック・アダム』 は「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)作品ゆえ、将来的にはシャザムとの対決やDCのほかのキャラクターとの共演も大いに考えられるが、ジョンソンにはさらに大きなアイディアがあるようだ。
Netflixの『レッド・ノーティス』のプレミアイベントで、ジョンソンは「Variety」の質問に対してクロスオーバーに関する自らの考えを述べた。
「ブラックアダムとワンダーウーマンのクロスオーバーもあると思います。今日ちょうど(ガル・ガドットとライアン・レイノルズと)三人で話していたんですが、私はふたりに“マーベルとDCユニバースのクロスオーバーをすべき”だと言ったんです。私たちはそれを実現することができるかもしれません。この先、何が起こるかはわかりません」
マーベルとDCのクロスオーバーには権利面、予算面などでの様々な障壁があるが、このハリウッドを代表する三大俳優のスターパワーをもってすればもしかしたら不可能ではないのかもとも思えてくる。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も、MCUとDCのクロスオーバーに関しては「絶対にないとは言えない」と公言。いったいいつどのような形で実現するのか、ファンの夢は膨らむばかりだ。
ドウェイン・ジョンソンの最新作『レッド・ノーティス』は11月12日からNetflixで全世界独占配信。