第27回全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards、略称:SAG)が2021年4月4日(現地時間)に発表された。コロナ禍における式典は1時間に短縮され、スピーチを含む授賞式は事前録画された。

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主演賞・助演賞を非白人が独占するという史上初の快挙

主演男優賞に輝いたのは2020年8⽉に43歳の若さで逝去したチャドウィック・ボーズマン。主演女優賞はヴィオラ・デイヴィス。『マ・レイニーのブラックボトム』のふたりが男女優賞を制覇した。

助演女優賞を受賞したのは『ミナリ』のユン・ヨジョン。アジア人の受賞は史上初となった。助演男優賞をダニエル・カルーヤが制し、主演賞・助演賞を非白人が独占するという史上初の快挙となった。

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チャドウィック・ボーズマン

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ヴィオラ・デイヴィス

全米映画俳優組合賞はアカデミー会員とメンバーが重なることが多く、アカデミー賞の行方を占ううえで最も重要な賞の一つ。2021年4月25日(現地時間)に開催される第93回アカデミー賞の結果がどのようになるのか注目だ。

映画部門の受賞結果は以下の通り。

映画部門の受賞結果

キャスト賞
『シカゴ7裁判』

主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン 『マ・レイニーのブラックボトム』

主演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス 『マ・レイニーのブラックボトム』

助演男優賞
ダニエル・カルーヤ 『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア(原題:Judas and the Black Messiah) 』

助演女優賞
ユン・ヨジョン 『ミナリ』

スタント・アンサンブル賞
『ワンダーウーマン 1984』

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