『美女と野獣』『ダウントン・アビー』のダン・スティーヴンスが、今度は完璧な恋を仕掛けるアンドロイドを演じるラブロマンス映画『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』より、ロマンティックな場面を捉えたシーン写真6点が解禁された。ダン・スティーヴンスが名作『プリティ・ウーマン』の名場面を再現する瞬間も切り取られている。

本作は、過去の傷から恋愛を遠ざけてきた女性アルマと、「理想の恋人」としてプログラムされた高性能AIアンドロイドが織りなす、クスっと笑えてほんのりビターなラブロマンス映画。 アルゴリズムがはじき出した居心地の良さに人間が溺れる――それは罪なのか? それとも? ミドルエイジクライシスに直面する女性をアンドロイドが救うラブロマンスであると同時に、そんな危険で哲学的な永遠の問いを新たに投げかけ、来年度(2022年度)のアカデミー賞国際長編映画賞・ドイツ代表にも選出された作品だ。
抜群のルックスと穏やかな性格と豊富な知識、ロマンチックなエスコートで難攻不落のアルマに恋を仕掛けるアンドロイド・トムを演じるのは『美女と野獣』(17)、『ダウントン・アビー』(10~15、19)で観客のハートをつかんだダン・スティーヴンス。トムに尽くされても素直になれないアルマには、『es[エス]』(01)や『ヒトラーを欺いた黄色い星』(17)など、ドイツで活躍するマレン・エッゲルト。監督は、超正統派ユダヤ教徒のコミュニティから逃亡する女性を描き、プライムタイム・エミー賞を受賞した『アンオーソドックス』(20/Netflixにて配信中)のマリア・シュラーダー。





今回新たに解禁された写真は6点。アンドロイド会社のコンサルタントに連れられてアルマのもとを訪れ、まだどこか“ロボット然”とした様子のトムや、彼女を喜ばそうとバスルームにキャンドルを敷き詰めてシャンパンまで用意し、映画『プリティ・ウーマン』でリチャード・ギアが演じたロマンチックな1シーンを実際に再現しようとして、彼女に絶句される場面も。
またデート中、彼女をただ静かに見守り、優しい表情を見せる様子など、少しずつ時を重ねることで徐々に表情や雰囲気が変化していくアンドロイド・トムと、最初は抵抗しながらも、トムの優しさとユーモアに心が解されていくアルマの、チグハグだけれどどこかロマンチックな生活を切り取ったものとなっている。
『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』は1月14日(金)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー。
アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド
2022年1月14日(金)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
監督:マリア・シュラーダー『アンオーソドックス』 出演:ダン・スティーヴンス、マレン・エッゲルト、ザンドラ・フュラー
2021年|ドイツ映画|ドイツ語|107分|英題:I’m your man |日本語字幕:金澤荘子 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム 映倫:PG-12 |
©2021, LETTERBOX FILMPRODUKTION, SÜDWESTRUNDFUNK
公式HP:imyourman-movie.com