『ミッション:インポッシブル』シリーズなどのサイモン・ペッグが、盟友エドガー・ライト監督と次回作を検討していることを示唆した。実現すれば『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』以来、約10年ぶりのプロジェクトとなる。

エドガー・ライトとサイモン・ペッグ
Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0, via Wikimedia Commons
「僕らは仲間だし、もっと一緒にいたいですから」

サイモン・ペッグとエドガー・ライト監督、そしてニック・フロストも含めた三人は、2004年の『ショーン・オブ・ザ・デッド』、2007年の『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』、2013年の『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』という、ファンには「コルネット3部作」と呼ばれる3作品を作り上げた名トリオ。映画愛にあふれ、公私において固い絆で結ばれた親友同士として知られている。

この三部作以降、ペッグとライト監督の本格的なコラボは実現していないが、次回作についての話し合いはすでに始まっているようだ。米サイト「コミックブック」のインタビューでペッグは次のように答えている。

「エドガーと僕は、また一緒に脚本を書けるようにスケジュールを調整しなければなりません。今いろんなことを話し合っていて、アイデアが飛び交い、周到に準備を進めているところです。でも明らかに彼は本当に忙しいし、僕も忙しい。昔より状況が少し複雑になっています。でもエドガーやニック(・フロスト)とは当然また一緒に仕事をしたいです。僕らは仲間だし、もっと一緒にいたいですから」 

どうやら再タッグのいちばんの壁になっているのは、お互いの多忙さということのようだ。エドガー・ライト監督は新作『ラストナイト・イン・ソーホー』が昨年末に公開されたばかりで、『ザ・スパークス・ブラザーズ(原題)』が2022年日本公開予定。サイモン・ペッグは『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾&第8弾の公開が来年、再来年に控えている。

しかしこの発言からすると、ニック・フロストも含めた三人の「再結成」はそう遠い日のことではないようだ。現在話し合われている新プロジェクトが「コルネット3部作」の続編なのか、それともまったく新しいものなのかは不明だが、それがどんなものであれ映画ファンにとって最高のプレゼントになるのは間違いない。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事