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韓国初登場NO.1ヒットとなったノンストップ・アクション・スリラー『ハード・ヒット 発信制限』(2月25日公開)のインタビューとメイキングを収めた特別映像が解禁された。チョ・ウジン、チ・チャンウクら出演者たちが本作の制作の裏側を語っている。
本作は、銀行支店長ソンギュが子供たちを登校させていた出勤途中の朝、“車から降りた瞬間、爆弾が爆発する”という謎の発信番号表示制限の電話を受け、危機に陥るという、予測不能のノンストップ・アクション・スリラー。果たして犯人の目的は一体? なぜソンギュは狙われたのか?
主演を務めるのは、『インサイダーズ/内部者たち』や『国家が破産する日』、『SEOBOK/ソボク』の敵役としても鮮烈なインパクトを残した実力派俳優チョ・ウジン。本作がデビュー後、初の単独主演となる。そして『サバハ』(日本ではNETFLIXで配信)で見事な一人二役を演じ、一躍若手トップ女優の仲間入りを果たしたイ・ジェインが主人公の娘役、更に日本で絶大な人気を誇る若手俳優チ・チャンウクが自身初の悪役として物語を翻弄する犯人役を演じる。監督はキム・チャンジュがメガホンを取った。
このたび解禁となったメイキング映像は、常にハンドルを握り続けたソンギュ役のチョ・ウジンの「首をつかまれて引きずられている気分でした」というコメントから始まる。
撮影は緊張感が途切れなかったそうで、「都会のド真ん中の撮影だったので、いつも予測不能の状態でハンドルを握ってました」と語り、特に釜山でのカーチェイスシーンは「クナム路のカーチェイスシーンは今思い出してもドキドキします。“これは正気の沙汰じゃない”と(笑)」と明かした。
演じたソンギュについては「一見冷静ですが、危機的状況の中で徐々に感情を爆発させていく、そんな役柄です。私にとって、最も挑戦的な作品、そしてキャラクターでした」とコメント。
そんなチョ・ウジンを、チ・チャンウクや娘役を演じたイ・ジェインは絶賛。脅迫者と人質という関係性ではあったが、チ・チャンウクは「常に我々を気を遣い、しかも本番では最後まで役に集中されてました」と振り返り、メイキングでは真剣に演技プランを話す以外にも、二人で笑顔で談笑する一幕も。イ・ジェインは「彼の感情や役への没入感に私も引っ張られて、多くのことを学びました」と振り返った。
対してチョ・ウジンは「彼のように才能ある役者と共演できて幸運でした」とチ・チャンウクに最大級の賛辞を贈り、本作のプロデューサーも「年を追うごとに進化し続ける俳優だ」と称賛。高貴な雰囲気から「アジアの貴公子」と呼ばれているチ・チャンウクだが、本作ではそのオーラを封印。映画俳優として、スクリーンで強烈なインパクトを残した。
そして「ほとんど完璧と言っていいほど、息が合っていたと思います」と初タッグとなったキム・チャンジュ監督と相性抜群だったと振り返ったチョ・ウジンは、最後に「あなたの心臓を直撃します」と映画を楽しみにするファンへ自信を覗かせた。
『ハード・ヒット 発信制限』は2月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。
ハード・ヒット 発信制限
2022年2月25日(金) シネマート新宿ほか 全国ロードショー
【ストーリー】
銀行支店長として働くソンギュは、毎朝車で子どもたちを学校へ送り届けそのまま職場へと向かう。それはいつもと変わらない、当たり前の日常のはずだった。しかし一本の電話が彼の運命を一変させる。運転中にかかってきたそれは「発信番号表示制限電話(非通知電話)」。声の主がソンギュに告げる「車から降りれば、仕掛けた爆弾が爆発するだろう」と。タチの悪いイタズラだと電話を切ろうとするソンギュ、しかし目の前で同僚の車が大爆発を起こす。警察に助けを求めることも、そして車を降りることも許されない絶体絶命の状況の中、ソンギュの日常は制御不能の悪夢へと塗り替えられてゆくのだが…。
監督:キム・チャンジュ 出演:チョ・ウジン、イ・ジェイン、チ・チャンウク
2021年/韓国/韓国語/94分/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:福留友子/原題:발신제한(英題:HARD HIT)/G
配給:クロックワークス
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