リチャード・リンクレイター監督作『ヌーヴェルヴァーグ』の公開を記念し、特集「エッセンシャル・ヌーヴェルヴァーグ」と題した特集上映が8月7日(金)よりシネマリスほか全国順次開催されることが決定した。あわせて予告編とポスタービジュアルが解禁された。
いよいよ7月10日(金)より公開となるリチャード・リンクレイター監督作『ヌーヴェルヴァーグ』の公開を記念し、ジャン=リュック・ゴダール監督のヌーヴェルヴァーグ期のエッセンスとも言うべき3作品を軸に上映する特集「エッセンシャル・ヌーヴェルヴァーグ」が全国順次開催される。
上映作品は、『女は女である』(4K修復版)、『女と男のいる舗道』(4K修復版)、『はなればなれに』(2K修復版)のゴダール3作品と、ヌーヴェルヴァーグを代表する6人の監督たちによる短編オムニバス映画『パリところどころ』(2K修復版)。
アンナ・カリーナが第11回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞し、ヌーヴェルヴァーグを象徴する2人の俳優ジャン=クロード・ブリアリとジャン=ポール・ベルモンドを共演に迎えたミュージカル・コメディ『女は女である』(1961)、見知らぬ男たちと関係を持つことに無感覚になっていく娼婦ナナを描き、第23回ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した『女と男のいる舗道』(1962)、そして、ルーヴル美術館を駆け抜けるシーンやマジソン・ダンスシーンがあまりにも有名な犯罪悲喜劇『はなればなれに』(1964)。3作に共通するのは、ヒロインを演じるのがアンナ・カリーナであること、そして、この時期一作ごとに映画音楽家を代えていたゴダールには珍しく、3作で長編映画の劇伴を任せたミシェル・ルグランとのコラボであることだ。
あわせて公開となる『パリところどころ』(1965)は、ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール、クロード・シャブロル、ジャン・ドゥーシェ、ジャン・ルーシュ、ジャン=ダニエル・ポレの6名の監督によるパリを舞台にした短編オムニバス映画。ゴダールは、『女は女である』の劇中でベルモンドに語らせた2通のラブレターを巡るエピソードを短編化している。日本での劇場公開は、単発での上映を除いて2006年のリバイバル以来、約20年ぶりとなる。
なお、『女は女である』(4K修復版)、『はなればなれに』(2K修復版)、『パリところどころ』(2K修復版)の3作品については、修復版が日本のスクリーンで公開されるのは今回が初めてとなる。

今回解禁されたポスタービジュアルは、『女と男のいる舗道』からアンナ・カリーナ演じるナナの横顔が大きく配置されている。予告編では、ルグランの音楽に乗せて3作品それぞれのアンナ・カリーナの多彩な表情を捉えており、特にゴダール初のカラー作品『女は女である』(4K修復版)の鮮やかな色彩が際立っている。
特集「エッセンシャル・ヌーヴェルヴァーグ」は8月7日(金)よりシネマリスほか全国順次公開。6月27日(土)よりオリジナルポストカード4枚付きの全国共通4回券4,000円(税込)がシネマリスにて発売開始。メイジャー・ネット通販や全国の上映劇場でも発売予定。詳細は公式サイトやXで告知される。
作品紹介
女は女である 4K修復版 UNE FEMME EST UNE FEMME
キャバレーの踊り子アンジェラは、今すぐにでも子どもが欲しいと思っている。しかし恋人のエミールはそんな彼女に戸惑いを隠せない。そんな最中、アンジェラに想いを寄せていた青年アルフレッドが現れる……。ゴダールの長編3作目。4K修復版は本邦初公開。
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 音楽:ミシェル・ルグラン 出演:アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンド、ジャン=クロード・ブリアリ
1961年/フランス=イタリア/84分/シネスコ © 1961 STUDIOCANAL - Euro International Films,S.p.A.

女と男のいる舗道 4K修復版 VIVRE SA VIE
パリのあるカフェで、ナナは夫と人生を語りあった末に別れることに。家賃も払えないほどの生活に陥ったナナは、街で男を誘い売春をするようになる。やがてナナは、見知らぬ男たちと関係を持つのに無感覚になっていく。ゴダールの長編4作目。
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 音楽:ミシェル・ルグラン 出演:アンナ・カリーナ、サディー・レボー、アンドレ・ラバルト
1962年/フランス/84分/スタンダード © 1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris

はなればなれに 2K修復版 BANDE À PART
心優しいフランツと女たらしのアルチュールは強盗計画を立てている。狙うのは、純粋な娘・オディールの叔母が家に隠している大金だ。アルチュールに惹かれるオディールも計画に加わるが……。ゴダールの長編7作目。2K修復版は本邦初公開。
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 音楽:ミシェル・ルグラン 出演:アンナ・カリーナ、サミー・フレイ、クロード・ブラッスール
1964年/フランス/96分/スタンダード © 1964 GAUMONT / ORSAY FILMS

パリところどころ 2K修復版 PARIS VU PAR…
ゴダール、ロメール、シャブロル……。ヌーヴェルヴァーグを代表する6人の監督たちが描くそれぞれのパリ模様。全6話のオムニバス作品。2K修復版は本邦初公開。
1965年/フランス/97分/スタンダード ©LES FILMS DU LOSANGE 1965

まとめ(注目ポイント)
- 特集「エッセンシャル・ヌーヴェルヴァーグ」8月7日より全国順次開催 ヌーヴェルヴァーグ期のエッセンスとも言うべき3作品を軸に上映する特集上映が8月7日よりシネマリスほかで開催。
- 『ヌーヴェルヴァーグ』公開記念特集 リチャード・リンクレイター監督作『ヌーヴェルヴァーグ』公開を記念した特集上映。
- ゴダール代表作を上映 『女は女である』『女と男のいる舗道』『はなればなれに』『パリところどころ』をラインナップ。
- 修復版の本邦初公開作品も登場 『女は女である』『はなればなれに』『パリところどころ』の修復版を日本初上映。
- アンナ・カリーナとルグランとのコラボ ゴダール、アンナ・カリーナ、ミシェル・ルグランによる黄金期作品群を上映。
特集「エッセンシャル・ヌーヴェルヴァーグ」
2026年8月7日(金)よりシネマリスほか全国順次開催
上映作品
『女は女である 4K修復版』© 1961 STUDIOCANAL - Euro International Films,S.p.A.
『女と男のいる舗道 4K修復版』© 1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris
『はなればなれに 2K修復版』© 1964 GAUMONT / ORSAY FILMS
『パリところどころ 2K修復版』© LES FILMS DU LOSANGE 1965
配給:ザジフィルムズ 企画協力:小柳帝




