驚異のワンショット撮影が話題を呼び、イギリスでスマッシュヒットを記録した映画『BOILING POINT』が邦題『ボイリング・ポイント/沸騰』として、7月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開されることが決定した。

本作はロンドンの高級レストランを舞台に、オーナーシェフの波乱に満ちたスリリングな一夜を、全編90分ワンショットで捉えた作品。正真正銘のノー編集、CGも未使用で、新鋭フィリップ・バランティーニ監督が、人気レストランの表と裏を同時に味わえる濃密な人間ドラマを作りあげた。
スリリングな破格の映画体験ができると話題となり、本国イギリスでスマッシュヒットを記録。アメリカの批評家サイト「Rotten Tomatoes」では99%FRESH(2022年3月16日時点)を記録し、本国のみならず世界のメディアからも「過剰なくらいの面白さ、心を打つ骨太のドラマだ」「過去20年間の中で、最強で、最高のレストラン映画」と絶賛されている。
一年で最も賑わうクリスマス前の金曜日、ロンドンの人気高級レストラン。その日、オーナーシェフのアンディは妻子と別居し疲れきっていた。運悪く衛生管理検査があり評価を下げられ、次々とトラブルに見舞われるアンディ。気を取り直して開店するが、予約過多でスタッフたちは一触即発状態。そんな中、アンディのライバルシェフが有名なグルメ評論家を連れてサプライズ来店する。さらに、脅迫まがいの取引を持ちかけてきて…。
主演のシェフ、アンディ役は『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『アイリッシュマン』の名優スティーヴン・グレアム。力強く悲哀に満ちた圧巻の演技で、英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
ボイリング・ポイント/沸騰
2022年7月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
製作・監督・脚本:フィリップ・バランティーニ
出演:スティーヴン・グレアム『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『アイリッシュマン』、ヴィネット・ロビンソン「SHERLOCK/シャーロック」、ジェイソン・フレミング『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
原題:BOILING POINT/ 2021/イギリス/英語/94 分/配給:セテラ・インターナショナル/PG12
© MMXX Ascendant Films Limited