アカデミー賞の行方を占う最終コーナーで最も大事な賞といわれる全米製作者組合賞(PGA)で、最優秀作品賞にあたるダリル・F・ザナック賞を『コーダ あいのうた』が受賞した。

『コーダ あいのうた』
Ⓒ2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
この賞は過去32年間で最優秀作品賞を受賞した22本の作品がアカデミー賞でも作品賞を受賞

2022年3月19日、ロサンゼルスで行われた第33回全米製作者組合賞で映画部門の最優秀作品賞は『コーダ あいのうた』が『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ベルファスト』などの強敵をやぶって受賞した。この賞は過去32年間で最優秀作品賞を受賞した22本の作品がアカデミー賞でも作品賞を受賞。2009年からの受賞作でオスカーを外した作品は3作のみという。

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『コーダ あいのうた』は全米俳優組合賞のアンサンブル演技賞も受賞しており、これもオスカー作品賞に直結する確率が高いとされている。今回の本命はジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』といわれているが、この最終コーナーで『コーダ あいのうた』がトップに躍り出た形になった。来週日曜、3月28日(現地時間)に行われる第94回アカデミー賞の授賞式が待たれる。

また今回のPGA授賞式では有力視されていた作品の一つ『ベルファスト』のケネス・ブラナー監督と助演男優賞候補のキアラン・ハインズがともに新型コロナで陽性の反応が出たため授賞式を欠席した。同作で主人公の少年を演じたジュード・ヒルが『彼らは残念ながら陽性となりましたが、心はこの会場にあります』と代理であいさつした。

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