これまで観た映画は1万6000作品以上という“誰よりも映画を愛する男”が、選りすぐりの111本を紐解くドキュメンタリー映画『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』(6月10日公開)のポスターと予告映像が解禁された。

「映画は我々の人生を形成する」

本作は、毎日欠かさず新たな映画を視聴し、これまでの人生で鑑賞した総本数が1万6,000本を超えるという“究極の映画オタク”マーク・カズンズ監督の情熱によって作り上げられたドキュメンタリー映画。映画を取り巻く環境や表現手法が劇的に変わった2010~2021年の12年間にスポットをあて、そのタイミングで公開された傑作映画を監督独自の愛情あふれる視点で解説していく。

めまぐるしい社会の変化、テクノロジーの進化とともに変わりゆく世界も見据えながら、ハリウッド・メジャー大作からアートハウス系、知られざる日本未公開作まで実に幅広く、取り上げるジャンル、テーマも多種多様に「111本の映画」を厳選。「映画をもっと深く知りたい」「未知の映画を発見したい」と願うすべての観客を、壮大な冒険旅行へと誘う“フィルム・ドキュメンタリー”となっている。

今回解禁された予告編は、劇中で取り上げられる「111本」に及ぶ映画の一端を確認することができるもの。

DCコミックスの映画作品として、史上初めてベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『ジョーカー』や、傷つきながらも逞しく生きる少年を描き、アカデミー賞で作品も受賞した『ムーンライト』ほか、伝説的アクション映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、革命的映像で描かれるSF作品『ゼロ・グラビティ』、圧倒的な美的センスでフランス映画界を代表するレオス・カラックス監督による『ホーリー・モーターズ』まで、近年誕生した驚きの傑作の数々の映像が登場。「映画は我々の人生を形成する」との監督の言葉通り、あらゆる映画への賛歌が贈られた映像となっている。

あわせて解禁されたポスターは、劇場の座席をアイコニックに表現したもの。サイドには、登場する膨大な映画リストが列挙、「出掛けましょう、銀幕の世界へ。」の言葉通り、その作品の数だけ、映画によって開かれる新しい世界への入り口を導くような期待感あふれるビジュアルとなっている。

『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』は6月10日(金)新宿シネマカリテ他、全国順次ロードショー。

作品情報

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行
2022年6月10日(金)新宿シネマカリテ他、全国順次ロードショー

監督&ナレーション:マーク・カズンズ『オーソン・ウェルズの目』(18) 
2021年/イギリス/英語/167分/ビスタ/5.1ch/カラー/原題:The Story of Film : A New Generation

配給:JAIHO

公式サイト storyoffilm-japan.com

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