愛知県・名古屋の映画館「伏見ミリオン座」が2022年4月19日(火)に移転オープンから3周年を迎えた。

伏見ミリオン座は“感動を日常に”をコンセプトに、単館系作品を厳選して上映している映画館。初代「ミリオン座」は1950年に開館。名古屋市の人口が100万人を超えたことを記念して命名された。1983年に初代「ミリオン座」は老朽化のため閉館するものの、2005年に「伏見ミリオン座」旧館が新たに開館。そして2019年に現在の場所に移転オープンした。
この3年間は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けているものの、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社が提供する放送、通信サービスと映画館のサブスクサービスをセットにした日本初のメニューを開始し、またSDGsに特化した映画祭を開催するなど新たな試みも行い、地元に根差した映画館として様々な世代のファンに愛されている。
本日4月19日で移転オープン3周年を迎えたことを記念し、謝恩企画などが実施されている。詳細は以下の通り。
3周年特別企画
【伏見ミリオン座/センチュリーシネマTwitterフォロワー1万人突破謝恩企画】
伏見ミリオン座/センチュリーシネマのTwitter(@fusimimillionza)のフォロワー数が、2022年3月28日に1万人を達成。3周年とあわせて、謝恩企画を実施。
・実施期間:2022年4月19日(火)~25日(月)の7日間
・内容:当日券とフォロー画面の提示でホットコーヒーSサイズを1杯無料

【シネクラブ新規入会キャンペーン】
シネクラブは、伏見ミリオン座・センチュリーシネマの映画鑑賞料金がいつでも1,100円になるお得な会員サービス。3周年を記念して、新規入会で招待券とコーヒーチケット3枚をプレゼント。
・実施期間:4月30日(土)まで
・内容:新規入会で招待券をプレゼント(シニア会員は1枚、一般会員は2枚)

伏見ミリオン座の特色
【映画愛を感じるカフェ】
伏見ミリオン座に併設するカフェでは、数種類のコーヒー豆を用意。気分に合わせて1杯ずつドリップすることもできる。また、作品をイメージしたスタッフ考案のオリジナルドリンクも期間限定で販売。好みのコーヒーやドリンクを片手に映画鑑賞はもちろん、映画作品の雰囲気を存分に楽しめる。

【館内装飾・宣伝】
伏見ミリオン座では、スタッフ手作りの館内装飾に力を入れている。2014年に開かれた劇場装飾コンテストでも全国優勝。ポスターやチラシに加え、コメントやこれまでの受賞歴など、オリジナル装飾を施し、映画をただ観るだけではなく、映画館全体をエンタテインメントとして楽しめるように工夫している。

【スタッフ制服リニューアル】
SDGsへの取り組みとして、再生素材を使用した制服にリニューアル。デザインも一新し、着心地が良く長持ちするように設計されている。伏見ミリオン座に隣接する、SDGsに積極的に取り組む地元繊維企業である豊島株式会社と共同で作られた。

【ショッパー(有料レジ袋)リニューアル】
植物由来の原料と紙パウダーを配合し和紙のような質感のある、バイオマスマークを取得した素材に変更。パンフレットなど物販購入の際に販売するだけでなく、購入者が何度も使い、取っておきたくなるように「LIFE IS LIKE MOVIE-人生は映画のよう-」というメッセージを込め、映画と日常の繋がりを表現し、また映画館に行きたくなるようなデザインを採用している。

【Nishiki-2 SDGs映画祭】
映画を通じてSDGsについて、知る・楽しむ・学ぶ(知・楽・学)の場を提供するため、伏見ミリオン座を中心とした名古屋の街なか各所で、SDGsのテーマにつながる「映画」の上映や「トークイベント」、「ワークショップ」などを行っている。

【映画館サブスクサービス】
スターキャットが提供する放送、通信、動画配信サービスと映画館のサブスクサービスをセットにした日本初のメニュー「プレミアムシート」を、2021年7月1日から開始。実質月額2,475円(税込)で、伏見ミリオン座とセンチュリーシネマの映画が鑑賞し放題になる。