オルガ・キュリレンコ&ユ・ヨンソク共演のアクション・サスペンス『バニシング:未解決事件』(5月13日公開)の新たな場面写真が解禁となった。巨大な陰謀に挑む刑事と法医学者の主人公二人のほか、事件のカギを握るキャストたちの姿が捉えられている。

監督「彼女ほどの役者が見つかったことは奇跡だった」

本作は、Netflixオリジナルシリーズ「賢い医師生活」『ニューイヤー・ブルース』『スティール・レイン』など話題作への出演が続く、韓国で最も旬な俳優ユ・ヨンソクと、『007/慰めの報酬』、『オブリビオン』他、世界で活躍するオルガ・キュリレンコの共演作。ソウル警察の刑事とフランス出身の法医学者が、大都市ソウルに蠢く巨大な闇に挑んでいく。監督は『譜めくりの女』ドゥニ・デルクール。経験豊かな国際的スタッフと共に、ソウルが舞台となるオール韓国ロケ作品を作り上げた。

このたび解禁となったのは、法医学研究所でのシーンや、前代未聞の事件のカギを握るキャストたちの新たな場面写真。死因の特定できない遺体の報告結果を険しい表情で見つめる刑事ジノ。法医学研究所の所長と共に、アリスに協力を要請し、遺体の状況を確認する。本編中、オルガ・キュリレンコが代役なしで演じきった医師としてのシーンも要注目だ。

アリスの通訳ミスクを演じるのはイェ・ジウォン。フランスとも所縁の深いホン・サンス監督作品でもおなじみの彼女だが、自身もバラエティー番組でシャンソンを披露するなど、フランス愛を公言。豊かなキャリアと演技力にあわせて、韓国では珍しいとされる仏語通訳者を演じるにこの上ない適性があったことについて、監督は「彼女ほどの役者が見つかったことは奇跡だった。また、完璧な準備で役に挑んでくれた」と絶賛している。

“運び屋”を演じるのはチェ・ムソン。その風貌から強面の役柄はお手の物。「恋のスケッチ~応答せよ1988~」ではパク・ボゴム演じるテクの素朴な父親役を演じ、その演技力とギャップに注目が集まった。今回は事件の中繋ぎとして残酷な犯罪に手を染める“運び屋”に扮し、予測を上回る不気味な行動で観客を衝撃の渦へと陥れる。

緊張感溢れる本編の中で、一時の癒しとして登場するのがジノの愛らしい姪、ユナ。まもなく誕生日を迎えるフランス語を勉強中の彼女は、“マダムアリス”を誕生会に誘う。演じるのは『ただ悪より救いたまえ』でファン・ジョンミンの娘役を演じたパク・ソイ。抜群の演技と存在感、そしてかわいらしいフランス語にも注目だ。

『バニシング:未解決事件』は5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー。

作品情報

バニシング:未解決事件
2022年5月13日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー

監督:ドゥニ・デルクール『譜めくりの女』
出演:ユ・ヨンソク「賢い医師生活」、オルガ・キュリレンコ『007/慰めの報酬』、イェ・ジウォン

2021/フランス、韓国/韓国語、フランス語、英語/カラー/88分
原題:Vanishing

配給:ファインフィルムズ

© 2021 The French Connection

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事