「スターチャンネルEX」にて独占日本初配信中の海外ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』第1話が明日6月1日(水)から30日間期間限定で無料配信されるのを記念して、ルーシー・ボイントンのインタビューを含む特別映像が解禁された。『ボヘミアン・ラプソディ』ではフレディ・マーキュリーの恋人を演じたルーシー・ボイントンが、本作では60年代の諜報員ジーン・コートニーを演じている。
60年代にジェームズ・ボンドと対極の主人公として一世を風靡した元祖“黒縁メガネスパイ”が57年ぶりに新たなキャスト&スタッフで蘇る最新海外ドラマシリーズ『ハリー・パーマー 国際諜報局』 (全6話、字幕版)。動画配信サービス「スターチャンネルEX」では毎週金曜日に1話ずつ更新され、今週6月3日(金)には第5話が配信予定。そして明日6月1日(水)~6月30日(木)の30日間の期間限定で第1話が無料配信される。
TV放送の「BS10 スターチャンネル」では6月7日(火)から独占日本初放送を開始。さらに6月5日(日)15:00からは特別に「吹替版」第1話の先行無料放送が決定している。
このたび解禁された映像は、ルーシー・ボイントン演じる諜報員ジーン・コートニーが仲間とともに身分を偽り対象の家へ潜入するスマートな諜報活動のシーンから始まる。
彼女の上司であり諜報機関のトップ、ドルビー役のトム・ホランダーは「ジーンは可憐な役柄だ。60年代の女性だが現代の女性でもある。ルーシーが見事に演じている」と彼女の演技や役柄について説明する。
ルーシー・ボイントンは本作について「快活でウィットに富んだ会話にスリル満点のストーリー、あらゆる要素が詰まってる」とストーリーの重厚さも紹介し、続けて「彼女は50年代から60年代に移り変わる時代の中心的存在で、女性の選択肢が増えて意識が高まっていた」と当時の男性社会の中で生きる女性像の変革について語る。
彼女が演じるジーンというキャラクターは単なる有能なスパイだけではなく、時代を象徴した重要なキャラクターであることが分かる。彼女の劇中での活躍が一層楽しみになる映像だ。
あわせてルーシー・ボイントンのインタビューも到着。1960年代の女性でありながら、現代の女性に通じる部分も持つジーンというキャラクターについて、また続編への期待などについても語っている。
ルーシー・ボイントン(ジーン・コートニー役)インタビュー
——ジーン役を引き受けた時の感想を教えて下さい。
「ジーンのようにしっかり構成された役柄を演じられて光栄でした。脚本を読んだ瞬間、虜になったんです。 6話のシリーズの中で、ジーンのキャラクターはより生き生きとしたものになりました。衣装デザイナーのキース・マッデンは、「ジーン役はとても特別だよ」と言って、“Everyone wants to be Jean(誰もがジーンになりたがる) ”と書かれたTシャツを作ってくれました。私もまったく同じ気持ちでした。彼女の靴を履いて役柄を生きたことは、力を与えてくれる経験でした」
——ジーンという役柄について教えて下さい。
「ジーンの家族や婚約者は、彼女はBBCでお茶くみをしていると思っています。しかし実際はロンドンのシャーロット・ストリートにある特別諜報機関W.O.O.C.の諜報員です。同僚以外の人たちは、彼女を『ただの若い女性』ということであなどっていることを、彼女はよく理解し、逆に巧みに利用しています。彼女は仕事からエンパワメントと自由を与えられているけど、しかし実際には社会的な制約や期待に縛られている。結婚か仕事か、岐路に立たされた彼女は、決断しなければならないことは分かっているけれど、実際にどうすればいいのか分からない。そんな時期にハリー・パーマーが登場します。彼女の人生が新たに動き出し、パーマーとの出会いが行動を起こすきっかけとなるのです」
——ジーンは1960年代の女性でありながら、どこか現代の女性に通じる部分がありますよね?
「ジーンの物語は、現代にも通じるものがあり作品の魅力のひとつです。彼女の台詞の多くは、本当に私にもよくわかるものでした。1960年代と現在を比較し、女性の経験を正当に描いたドラマだと思います。まだ変わっていない部分が多くあることを認めつつ、それでもジーンの姿にはパワーを貰えます。『落ち着いちゃダメ、突き進んで!』という健康的なメッセージのように感じられるんです」
——ジーンの衣装は、彼女の人生や時代の変化を反映しているのでしょうか?
「衣装はジーンというキャラクターの最初の入口でした。ジェームズ・ワトキンス監督と何度も打ち合わせをしたのですが、まだ頭の中で抽象的なイメージにとどまっていました。しかし、衣装デザイナーのキース・マッデンと初めて衣装合わせをしたとき、ジーンの姿が突然見えてきました。キースのコンセプトとヴィジョンはとても正確で、その瞬間に『あ、これだ』と思いました。その靴と衣装を身にまとうと、本当にジーンを感じることができたんです。ジーンに命が吹き込まれた、本当に感動的な瞬間でした。キースは、細部に至るまで鋭い観察眼を持ち、色の選択や組み合わせのひとつひとつにこだわりを持っています。すべてのカット、衣装に物語があり、彼女の人生の大きなストーリーの中の何かを示唆しています。ジーンは仕事をする上で若い女性であることが有利であることを認識しており、自分の能力に絶対的な自信があるからこそ、スパイにありがちな目立たない地味な色の服装は必要ないと思っています」
——ジーンのヘアスタイルについて教えて下さい。
「2種類のウィッグを使いました。ロンドンのシャーロット・ストリートに合わせたものは、フォーマルなアップスタイルで、スタイリッシュなひねりを加えた、オフィスでも使えるようなヘアスタイルです。ジーンは場所にあったスタイルを知り尽くしているから、二重生活もうまくいくのです。彼女が劇中で髪を切るのですが、決められた人生を断ち切る決意を象徴するような形で描かれています。彼女はこのように具体的な行動を自分の心を決めるために行います。これはとてもクリアでクリーンなスタートなんだということを、誰にでもわかるように。子供っぽさを捨て、新たなスタートを切る。ジーンは今、自分が誰でどうあるべきかを決めているのです」
——続編は期待できますか?
「心から願っています。毎日楽しくて仕方がない現場で本当に幸せでした。もうみんなが恋しいです」
ハリー・パーマー 国際諜報局
【配信】スターチャンネルEX
<字幕版>絶賛配信中(毎週金曜日に1話ずつ更新)※6月1日(水)~6月30日(木)《第1話無料配信》
<吹替版>6月20日(月)より全6話 一挙配信
作品公式ページ https://ex.star-ch.jp/special_drama/zMko6
【放送】BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】6月7日(火)より毎週火曜23:00ほか 独占放送スタート
※6月5日(日)15:00より <吹替版>第1話先行無料放送※STAR1で吹替版を放送
【STAR3 吹替版】6月9日(木)より毎週木曜22:00ほか 独占放送スタート
放送詳細ページ https://www.star-ch.jp/drama/harrypalmer/sid=1/p=t/
STORY
1963年、冷戦下の西ベルリンに配属されていた英国陸軍軍曹ハリー・パーマーは、軍の物資を盗み東側に横流ししていた罪でロンドンの軍事刑務所に投獄される。その頃、核兵器を開発していた英国人教授が誘拐される事件が起き、ドルビー率いる特別諜報機関W.O.O.Cが救出作戦に動き出す。ドルビーは誘拐に関与している男と一緒に写真に写っていたパーマーを訪ね、服役免除を条件に協力することを要請。かくして諜報員になったパーマーはベルリン、ベイルート、そして米国が原発実験を行う太平洋の環礁へと世界を飛び回る。果たして誘拐事件の黒幕は誰なのか?
【脚本・製作総指揮】ジョン・ホッジ(『トレインスポッティング』)
【製作総指揮】ウィル・クラーク(『ホイットニー ~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』)
【監督・製作総指揮】ジェームズ・ワトキンス(『ブラック・ミラー』)
【出演】ジョー・コール、ルーシー・ボイントン、トム・ホランダー、アシュリー・トーマス、ジョシュア・ジェームズ、デヴィッド・デンシック ほか
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