エリザベス女王の即位70周年を記念した祭典プラチナジュビリーを記念したショートフィルムで、エリザベス女王とくまのパディントンが“奇跡の共演”を果たした。パディントンは児童文学や映画『パディントン』でおなじみのイギリスの国民的キャラクター。

「女王陛下とパディントンのティーパーティーの撮影は、スタッフ全員にとって感動的な一日でした」

本映像は、プラチナジュビリーのお祝いの一環として祝賀コンサートやBBCで放映されたもの。映画と同じく俳優のベン・ウィショーがパディントンの声を担当している。

内容は、エリザベス女王とパディントンがバッキンガム宮殿でティータイムを過ごすというもの。パディントンが大好物のマーマレードサンドイッチをいつも「緊急用」に帽子の下に入れていることを明かすと、女王も「私もここに入れています」と言ってハンドバッグに忍ばせたサンドイッチを取り出す。これにはパディントンも目を丸くする…というユーモアあふれる映像となっている。

2分間のロングバージョンは以下のツイートから確認できる。

BBCのジャーナリストでプロデューサーのマイケル・コーワンはこのツイートで「パディントンとお茶をする女王。これはオリンピックでのジェームズ・ボンドとの共演と同じか、それ以上のものです。王位について70年、まだ私たちを驚かせてくれるなんて」と述べている。エリザベス女王は2012年ロンドンオリンピックの開会式に流れた映像で、映画『007』シリーズのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)と共演を果たしている。

映画『パディントン』シリーズで製作総指揮を務めるロージー・アリソンは今回の映像について次のように語っている。「女王陛下とパディントンのティーパーティーの撮影は、スタッフ全員にとって感動的な一日でした。この素敵な出会いを撮影することは、チーム全員にとって絶対的な喜びであり、また他にはない特権でした。パディントンの言葉を借ります。『プラチナジュビリーおめでとうございます。そして、ありがとうございます。何もかも』」

現在映画『パディントン』はシリーズ第3弾が準備中で、今年後半から製作が開始される予定になっている。

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