クロード・ルルーシュ監督の『男と女』などで人気を博したフランスの名優ジャン=ルイ・トランティニャンが2022年6月17日、ガール県の自宅で家族に見守られながら死去したと仏メディアが報じた。享年91。

ジャン=ルイ・トランティニャン
Georges Biard, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons
近年もミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』(12)『ハッピーエンド』(17)などで精力的に活動

1955年に映画デビューして以来、優れた映像作家たちとコラボして、日本でも人気を得たトランティニャンは、『危険な関係』(59)『スエーデンの城』(64)『殺しが静かにやって来る』(68)『女鹿』(68)『女性上位時代』(68)、カンヌで男優賞を受賞した『Z』(69)などで実力を発揮し、その後も『暗殺の森』(70)『刑事キャレラ/10+1の追撃』(71)『狼は天使の匂い』(72)『離愁』(73)『フリック・ストーリー』(75)『サンチャゴに雨が降る』(75)『華麗なる女銀行家』(80)などアクションから問題作まで次々主演作を発表。

80年代以降も『日曜日が待ち遠しい!』(83)『幻の女』(87)『バンカー・パレス・ホテル』(89)『トリコロール/赤の愛』(94)『愛する者よ、列車に乗れ』(98)など日本ではミニシアターで人気を博した作品に次々と出演した。

2003年に早世した娘マリー・トランティニャンと
Unknown (Mondadori Publishers), Public domain, via Wikimedia Commons

『男と女』の当たり役ジャン・ルイは、その後を描く『男と女Ⅱ』(86)『男と女 人生最良の日々』(19)でもルルーシュ監督、アヌーク・エーメ共演というトリオで製作し続けた。近年もミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』(12)『ハッピーエンド』(17)などで精力的に活動していたが、18年に前立腺がんが発覚。手術など治療を拒んでいたという。

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