アメリカの人気児童文学『ワニのライルがやってきた』とそのシリーズを実写映画化した『ライル、ライル、クロコダイル(原題)』(Lyle, Lyle Crocodile)の米予告編が解禁された。大人気ポップシンガー、ショーン・メンデスがライルの声優として見事な歌声を披露している。

『ラ・ラ・ランド』の人気音楽家コンビ「パセク&ポール」がオリジナル曲を書き下ろす

『ワニのライルがやってきた(ワニのライルのおはなし)』はアメリカの絵本作家バーナード・ウェーバーが1962年に発表し、その後シリーズ化されたベストセラー児童文学。ニューヨークの東88丁目の家に引っ越してきたプリム一家と、芸達者なワニのライルの心温まる交流を描く、アメリカ版「パディントン」ともいわれる作品だ。原作誕生から半世紀以上の時を経て、その実写映画化が実現。

監督を務めるのは『俺たちフィギュアスケーター』のウィル・スペック&ジョシュ・ゴードンのコンビ。また『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した人気音楽家コンビ「パセク&ポール」ことベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが本作のためにオリジナル曲を書き下ろしている。

今回解禁された予告編は、ニューヨークに引っ越してきたばかりのプリム一家が、屋根裏部屋のお風呂で気持ちよく歌うワニのライルと出会うところから始まる。一家は驚き困惑するものの、NYに馴染めないプリム家の少年ジョシュ(ウィンズロウ・フェグリー)は知的で優しいライルとすぐに親密な関係になっていく。そしてライルには素晴らしい歌とショーの才能があることが明らかになる。

映像にはライルの歌唱シーンも盛り込まれ、ミュージカル映画の要素も濃いことが伺える。1987年にはHBOがこの原作を25分の短編アニメーション・ミュージカルとして製作している。

ライルの声優として見事な歌唱を見せているのはショーン・メンデス。デビュー・アルバムから3作連続で全米アルバム・チャート首位を獲得したカナダの大人気シンガーソングライターだ。またライルの飼い主に『DUNE/デューン 砂の惑星』のハビエル・バルデム、プリム家の両親に『クレイジー・リッチ!』のコンスタンス・ウーと『ジャッキー・コーガン』のスクート・マクネイリー、悪の隣人役に『ストレンジャー・シングス』のブレット・ゲルマンと豪華キャストが共演する。

『ライル、ライル、クロコダイル(原題)』はアメリカで10月に公開予定。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事