元ビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソンの密着ドキュメンタリー映画『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』(8月12日公開)の予告編が解禁された。珠玉の名曲「グッド・バイブレーション」をバックに、ビーチ・ボーイズ時代の貴重映像も満載の映像となっている。

本作は「サーフィン・U.S.A.」「グッド・バイブレーション」「神のみぞ知る」、そして名盤「ペット・サウンズ」「スマイル」などを生みだした「ビーチ・ボーイズ」の創設メンバー、ブライアン・ウィルソンに密着した初めてのドキュメンタリー。元ローリング・ストーン誌のベテラン編集者のジェイソン・ファインとともに、幼少期に過ごした家や「サーフィン・サファリ」のジャケット写真が撮影されたパラダイス・コーブなど、ゆかりの西海岸の街をめぐっていく。その輝かしすぎる栄光の日々の半面、稀代の天才ソングライターが抱えていた、哀しくも壮絶な真実とは? 人生の喜びと悲しみを振り返り、秘められた想いが今、「天才」自身の言葉によってつむがれる。
このたび解禁された予告編映像では、名曲「グッド・バイブレーション」の調べとともにビーチ・ボーイズ時代の貴重なアーカイブ映像や今のブライアンの姿が映し出されている。
エルトン・ジョンが「新しい音楽で別世界にいざなってくれた」と語れば、ブルース・スプリングスティーンは「彼を超える人はまだいないと思う」とブライアンへのリスペクトを口にする。そして音楽プロデューサーでブルーノート社長のドン・ウォズや、先日急逝したフー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスら音楽界の重鎮たちが、ビーチ・ボーイズへの愛とブライアンの魅力を語る姿が切り取られる。
コメントでは「人生の苦しみ」「心の中の闇」「苦難の連続」といった、波乱万丈な人生を送ったブライアンの軌跡をふりかえる言葉が並ぶ。この映画は単なるロック界の成功者の記録ではない。家族とともに人間的な復活を遂げたひとりの男の勝利をも描いていることを予感させる予告編になっている。
あわせて、ビーチ・ボーイズ時代の貴重なアーカイブ写真や現在精力的に活動しているブライアンが切り取られた場面写真が解禁となった。ビーチ・ボーイズは1962年にリリースしたファースト・アルバム『サーフィン・サファリ』から60周年となり、今改めて注目が集まっている。






『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』は8月12日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国ロードショー。
ブライアン・ウィルソン/約束の旅路
2022年8月12日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国ロードショー
監督:ブレント・ウィルソン 製作:ティム・ヘディントン、テリサ・スティール・ペイジ、ブレント・ウィルソン
製作総指揮:ブライアン・ウィルソン、メリンダ・ウィルソン、ジェイソン・ファイン 共同プロデューサー:ジャン・ジーフェルス
出演:ブライアン・ウィルソン、ジェイソン・ファイン、ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、ニック・ジョナス、リンダ・ペリー、ドン・ウォズ、ジェイコブ・ディラン、テイラー・ホーキンス、グスターヴォ・ドゥダメル、アル・ジャーディン、ジム・ジェームズ、ボブ・ゴーディオ
2021年/アメリカ/英語/93分/原題:Brian Wilson: Long Promised Road/字幕監修:萩原健太
配給:パルコ ユニバーサル映画
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