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世界中の映画人たちから「忘れられた小さな傑作」と賛美された、バーバラ・ローデン監督・脚本・主演のデビュー作にして遺作となった『WANDA/ワンダ』がいよいよ今週末7月9日(土)より日本初の劇場公開。このたび、公開当時の幻のオリジナル予告映像の復刻版が解禁された。さらに玉城ティナ、山崎まどか、岸本佐知子、坂本安美からのコメントが到着した。

「彼女から手渡されたその小さな光は永遠に消えない」

本作はアメリカの底辺社会の片隅に取り残された崖っぷちを彷徨う女性の姿を切実に描き、70 年代アメリカ・インディペンデント映画の道筋を開いた奇跡のロードムービー。ペンシルベニア州。ある炭鉱の妻が、夫に離別され、子供も職も失い、有り金もすられる。少ないチャンスをすべて使い果たしたワンダは、薄暗いバーで知り合った傲慢な男といつの間にか犯罪の共犯者として逃避行をつづける…。

フランスの偉大な小説家・監督のマルグリット・デュラスはこの映画を「奇跡」と称賛し、本作を公開するためなら何を差し出してもいいと褒めたたえた。その後も、ローデンが監督した唯一の本作は同世代の女優や映画監督たちに多大な影響を与え続けながらも、長い間、観ることの出来ない伝説的作品として認知されてきた。

1970 年ヴェネツィア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞、1971 年カンヌ国際映画祭で上映された唯一のアメリカ映画でありながら、本国ではほぼ黙殺された本作。50 年を経てその全貌が明らかとなる日本公開を記念して、幻のオリジナル予告映像の復刻版が解禁となった。

さらに今回、いち早く本作を鑑賞した女優の玉城ティナ、コラムニストの山崎まどか、翻訳家の岸本佐知子、アンスティチュ・フランセ日本の映画プログラム主任である坂本安美の計4名より作品愛の溢れるコメントが到着した。コメント一覧・全文は以下にて。

『WANDA/ワンダ』は7月9日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

著名人コメント

これは1人の女の美しい怠惰な物語ではない。ワンダの表情が本当にここにいていいのかと聞いてくるように頼りなく、優しく、淡々と時間が流れる。必要とされたいという気持ちで行動を起こせる彼女の素直さ、削られたセリフやストーリーから人間の拙い欲求が浮かび上がってくる。私たちはただ、一人の人間として見られたいだけなのだと。
玉城ティナ(女優)

バーバラ・ローデンは名もなき女に「ワンダ」という名前を与え、侘しい人生から生命の輝きを掬い取って、わたしたちにくれた。彼女から手渡されたその小さな光は永遠に消えない。
山崎まどか(コラムニスト)

世界のどこにも居場所のない、ひたすら下降していくワンダ。広大な瓦礫世界を一人でとぼとぼ歩いていく彼女は、なんだか生の最小単位みたいで、いじらしくて、強くて、神聖ですらある。
岸本佐知子(翻訳家)

ワンダから目が離せない。ボタ山を歩く彼女、カーラーをつけても一向に巻き髪にならず、強盗をしている男から櫛を借りて髪を梳かす彼女、あんなに怖がっていたのにピストルを素早く奪う彼女。そして底なしの深い哀しみを湛えてこちらを見つめるあの眼差しは、ワンダの生きる世界が私たちの世界とひとつづきであることを突きつける。
坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)

作品情報

WANDA/ワンダ
2022年7月9日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

監督/脚本:バーバラ・ローデン 撮影/編集:ニコラス T・プロフェレス 照明/音響:ラース・ヘドマン 制作協力:エリア・カザン
出演:バーバラ・ローデン、マイケル・ヒギンズ、ドロシー・シュペネス、ピーター・シュペネス、ジェローム・ティアー
【1970年/アメリカ/カラー/103分/モノラル/1.37:1/DCP/原題:WANDA】 日本語字幕:上條葉月
提供:クレプスキュール フィルム、シネマ・サクセション

配給:クレプスキュール フィルム

©1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS

公式サイト http://www.wanda.crepuscule-films.com

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