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デジタル・ニューマスターで日本初公開されるチャーリー・シーン主演の衝撃の残酷作『ブロークン・ジェネレーション』(8月19日公開)の日本版予告編が完成した。あわせてペネロープ・スフィーリス監督より日本公開に向けたメッセージ動画も到着した。

「反暴力のメッセージを込めた作品です。意図したメッセージが届くことを願います」

本作は、パンク・ドキュメンタリー映画の最高峰といわれる『ザ・デクライン』(81)でアメリカン・パンクの生態を捉え、『反逆のパンク・ロック』(84)では社会から排除された孤児たちの儚い日常を切り取り、『ウェインズ・ワールド』(92)で興行収入1億ドル突破したペネロープ・スフィーリス監督が、実在の連続殺人鬼の記事を目にしたことを動機に、不安定な若者の苦い青春像を描き出した衝撃作。

主演は『処刑ライダー』(86)、『プラトーン』(86)、『ウォール街』(87)などでスター街道を突き進むこととなるチャーリー・シーンと、主演作『グリース2』(82)の大コケで干され気味だったマックスウェル・コールフィールド。主演二人の鬼気迫る演技と、ドキュメンタリー映画出身の監督ならではのリアルな描写と設定は、フィクションという枠を超えて人間の抱える本物の恐ろしさに満ちている。日本では未公開、VHS の発売やテレビ放送で終わっていたが、制作から 37 年を経て、最新のデジタル・ニューマスターで初公開となる。

今回解禁された日本版予告編は、どこにでもいる若者たち(チャーリー・シーン、マックスウェル・コールフィールド)が希望を求め、田舎町から LA を目指すところから始まる。だが 80 年代のロサンゼルスの街並み、夜景はその危険性と共にふたりを少しずつ蝕み、自分の中に秘めた何かはやがて狂暴化する。

予告編冒頭には「この映画を撮ったことを、後悔している」という監督の衝撃的な言葉が。実際ペネロープ・スフィーリス監督は海外メディアの取材に対し、本作の暴力性を悔いていることを常に語っており、今現在ならば本作を撮っていないだろうと話している。

あわせて届いた日本向けのビデオメッセージにおいても「皆さんに楽しんでほしい」と語ると同時に「暴力的な作品で恐らく今日なら撮りません」と監督は話しており、本作の強烈な暴力を単なるエンタテインメントとして捉えてもらうのではなく、「反暴力のメッセージを込めた作品です。意図したメッセージが届くことを願います」と語っている。

『ブロークン・ジェネレーション』は8月19日(金)より新宿シネマカリテにて公開。9月9日(金)よりシネ・リーブル梅田、アップリンク京都にて、以降全国順次公開となる。

作品情報

ブロークン・ジェネレーション
2022年8月19日(金)より新宿シネマカリテにて公開
9月9日(金)よりシネ・リーブル梅田/アップリンク京都にて、以降全国順次公開

監督:ペネロープ・スフィーリス 脚本:グレン・モーガン、ジェームズ・ウォン
音楽:ジョージ・S・クリントン 撮影:アーサー・アルバート
出演:チャーリー・シーン、マックスウェル・コールフィールド、パティ・ダーバンヴィル、ハンク・ギャレット、クリストファー・マクドナルド、ムーン・ザッパ

(1985 年|アメリカ|91 分|PG12|VHS 邦題:ブロークン・ジェネレーション/撲殺!射殺!極限の暴力少年たち|テレビ邦題:隣の少年たち|原題:THE BOYS NEXT DOOR)

© 1984 The Killer Venture. All rights reserved.

キングレコード提供|ビーズインターナショナル配給

公式サイト newworldpicturesmovie.jp

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