“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイがプロデュースした戦慄のパンデミック・スリラー『ソングバード』(10月7日公開)の特報と場面写真が解禁された。

これは、近未来への警鐘なのか?

本作は、新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るう中、その逆境を逆手に取り、リアルな緊迫感を伴った都市空間――外出制限の真っ只中のロサンゼルスで撮影された作品。アダム・メイソン監督の「我々が正に経験している事を、いま映画にしよう」という提案から生まれたスリラー作品だ。

未曾有のパンデミックの真っ最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試み。ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品である本作は、2020年7月、ロックダウン下のLAで、Frame.io という新システムを用い、iPhone、GoPro、監視用カメラを多用した映像を、撮影現場にいなくともリアルタイムで共有することが出来たことによって、制限の多い手探り状態のパンデミック下での撮影にも関わらず、スケール感は失われずに撮影を終えることが出来た。

この映画は、決して非現実的な想像の産物ではない。今の時代のすぐ身近にある、コロナ禍の近未来への警鐘と、自由に向けた可能性の模索。閉塞した終わりが見えない世の中で、我々が「生きる」ための希望の光を探すエンタテインメント大作だ。

このたび解禁された場面写真では、無機質な街の様子と防護服やマスクを身に着けた物々しい人々の姿が切り取られ、ダークな世界観が伝わってくる。

あわせて公開された特報映像では、銃を向けられた男が「僕は免疫者だ」と手を掲げる衝撃的なシーンから始まる。パンデミックにより街はロックダウンされ荒廃し、愛する人との接触さえも禁止された世界の映像が映し出される。

恋人の感染が疑われ、隔離施設への収監を余儀なくされそうになる中、彼女を救う唯一の方法を求め組織に抗う姿や激しいガンアクションが切り取られる。これは、近未来への警鐘なのか? 本編の公開が待ち遠しい映像となっている。

『ソングバード』は10月7日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

作品情報

ソングバード
2022年10月7日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

製作:マイケル・ベイ マルセイ・A・ブラウン ジェイソン・クラーク ジャネット・ヴォルトゥルノ アダム・グッドマン アンドリュー・シュガーマン エベン・デヴィッドソン 
出演:KJ・アパ ソフィア・カーソン クレイグ・ロビンソン ブラッドリー・ウィットフォード ピーター・ストーメア アレクサンドラ・ダダリオ ポール・ウォルター・ハウザー デミ・ムーア
監督・脚本:アダム・メイソン 共同脚本:サイモン・ボーイズ  2020年/アメリカ/英語・スペイン語/5.1ch/シネスコ/84分/原題:SONGBIRD

提供:WOWOW 配給:ポニーキャニオン

© 2020 INVISIBLE LARK HOLDCO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 

公式サイト songbird-movie.jp

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事